思いつくまま、気の向くまま、

ボンクラのつぶやき

検知装置

2007年09月28日 18時53分08秒 | Weblog
今回のアイガスで一番関心をを持っていたのが各種検知装置や
工場環境周辺機器だった。

細かいものでは静電気防止用の「紐」など使えそうな商品もあった。
わが社の商品は、紙とインキ、各種糊というたった三種のもので
成り立っている。
機械こそ汎用性がなく、大きさ別、仕様別で揃えなければならない
けれど、それ以外はしごく単純だ。

それぞれの素材は多岐にわたるが、それほど複雑の要素はない。
だからこそ不良品の発生はなんとしても押さえたい。

個人情報保護法の制定以後、ますます封筒を見る目が厳しく
品質管理のあり方が問われている。

生産会議の場で議論し、社内の品質勉強会を何度も実施し
充分とはいえないが、ある程度のことはやっている。

がしかし、事故は起きる。機械の老朽化もある、一部搭載している
検知装置の誤作動もある。未然に防げほっと胸をなでおろす場合もある
また「お客様不良」と社内で言っている、不良品を出荷している場合も
恥ずかしいがある。

効率化と品質保証(と言えるほどの状態ではないが、理想として)
を相求めると、その狭間で起きる事故への備えは何か、
やはり検知機器の充実だろう。

検知機器は売り上げを増加させてはくれないが、お客様に信頼を感じて
戴かなければ、明日へは繋がらない。

たかが袋だが、これでわが社は生計を立て、自分たちの社会性を
確立しつつ存続させて頂いている。

最後は人の目とよく言われるが、大きく貢献し補ってくれるのが
検知機器類だ。情報収集と応用が何よりも重要だと思っている。

偉そうな事を書いても、事実ミスは起きている。
物を作ることの宿命なので真摯に前向きに取り組んで、
お客様に喜んでもらえる商品を作らねばな。

ボンクラ頭だが、この一点だけはお経のように唱え続け、思い
続けている。 昨夜の生産会議でも事故報告及び対策に時間を
割いた。0になることが夢だな。


初冠雪

2007年09月27日 10時56分11秒 | Weblog
先週は9月中旬としては86年ぶりの31.1℃という真夏日があった。
それがどうでしょう、この肌寒さは体感温度計だが20℃を切っている。

いつもこの時期にメディアで取り上げられる「大雪の初冠雪」
山頂からけっこう下まで雪化粧をしていた。

こうなると駆け足で季節は深まっていく。

北海道の有効求人倍率は相変わらず0.51 二人に1社の割合で
この辺の数字でずぅーと推移している。深まり行く秋とともに
心が寂しくなる。

開発予算の減額が続き、建設土木の求人が極端に減っているらしい
流通も卸もあまり良くないらしいが、この状況が好転する気配もない

停滞が長引くと、成長に振れるか更に下を向くのか その二者択一
になるのだが、悪い方向ばかりを想定しないで前を向かなければ
ならないだろう。

印刷業は人口25万以上の都市で成立しえる。などという予測も出て
いるが、想定事業規模はどの程度とした上の数字なのだろうか。

厳しい現実を直視してこの先数年の青写真を描きながら頑張ろう。

ピカピカ

2007年09月26日 18時55分17秒 | Weblog
昨日9月25日から正式に息子が入社した。

朝礼でお披露目、自己紹介も「まぁこんなもんか」レベルでクリアー
息子の社会人デビューは26歳、自分も26歳で川越製袋に入社した。
思えば、ろくに挨拶も出来ない非常識で高慢な奴だった。

小心者で何かあるとどぎまぎして平常心を失うタイプなのに、
強がって見せる、鼻持ちならない男だ。
そんな自分と比べると(決して誓って親馬鹿ではない)息子は素直だ。

自分の轍を踏ませぬよう、今日は自分の素行不良に触れ、回り道ばかり
してきたことを話した。こんな適切な反面教師もいないだろう。

亡くなった親父は偉いと思う。危うくて鼻っ柱が強い弱虫を傍に
置いて我慢が出来たのだから。誇張でも何でもない事実だ。

仕事が潤沢にあり、親父の人柄や技術力があったから仕事が来ていた。
三十を過ぎて己の力不足を切実に感じ始めた頃に、親父が倒れて
舵取りをする立場になった。
もっと早かったらお客様からも社員からも見放されていただろう。

このように書くと、あたかも今はそうじゃないと言うが如くだな。
人はそんなに変われない、未だに本性にある自堕落さはたっぷりと
残っている。恥ずかしながら書いているのだ。

素直であること、人の話を聞けること。この資質は母親の遺伝子か。
これは女房に感謝しなければいけないだろう。

そして少なくとも自分は元気だ。そして悔いの多い生き方をしてきたので
マイナスに触れた時は何かきっかけになる話くらいは出来るだろう。

幸い社員教育のエキスパートもいる。マナーを仕込む人間もいる。
俺は要所で何かを伝えていけば、いいのだろう。
だって親父の話なんて煙ったくて煩わしいだけだものな。

これから何年仕事をするのか、出来るのか。未知数だが
その第一歩を踏み出した息子がちょっと眩しいかも。

アイガス

2007年09月25日 11時48分07秒 | Weblog
先週末、上京しビックサイトへ直行した。
4年に一度の開催、連休初日だったので、相当な混雑を覚悟して
いたが、思いの他入り込みは少なかった。

7月の毎年開催されているIT系の見本市と比較すると、受付で
並ぶこともなくすんなり会場入りが出来たので、情報産業で
括られるも、それぞれの業種の勢いが見て取れるようだ。

西館は主に先端を覗かせてくれる構成、東館は改良されたハードを
展示するといった構成になっていた。

丹念に見ると2日は要する。お目当てのブースで色々と情報収集を
した。検知機器ブースで話を聞いたり、カタログを戴いたりすると
あっという間に時間が過ぎていく。

入場券を数社から戴いていたのに、あろうことかかばんに入れ忘れ
土曜日の同じ便で乗り合わせたメーカーの方が持っていた虎の子の
一枚を強奪し、先に入場したがゲートから東館まで、距離があり
その方は同僚の方がゲートに来るまで、立ちんぼうだった筈だ。

申し訳ないことをしてしまった。反省 反省

この先に生かせる事柄が何か出そうな予感を感じつつ帰札した。

東京のヒートアイランド化は年々酷くなっている。
自分の体のサーモスタットが年を経るに従い、低い気温でスィッチ
が入り、「暑い、暑い」になっていることは否めないが、若い時に
7年間ほど暮らしていた頃とは随分と違う。
温暖化の影響とさらなる都市化の進行の相乗が東京を覆っているようだ。




GP審査終了

2007年09月21日 17時39分42秒 | Weblog
9時少し前から14時過ぎまで昼休みを挟んで4時間少々で
審査は終わった。

データーの不備や文言の訂正、提出書類の添付漏れなど
があり、これから来週にかけて改善して、提出をしなければ
ならない。

各部門別で実際に運用されている実績を重視する。
14000との違いが際立つ部分だ。
5Sがしっかり行き届いているか、社内の環境を含めて
回収容器への表示や、フォークリフトへ注意事項が貼付され
ているか。部門別にしっかりと確認をしていた。

さて指摘を受けた箇所が改善され、数字の整合性を確認し
回収業者と交わす書面が整うと本審査となる。

デジカメで撮った写真も利用して良いらしいので、責任者は
来週にかけて忙しい事になる。

乞うご期待というところか。