思いつくまま、気の向くまま、

ボンクラのつぶやき

決算年度最終日

2006年02月28日 09時52分42秒 | Weblog
2月28日、今日が本年度最終日となる。
まずはお客様に心からの感謝を申し上げたい。
そして積極的に仕事に取り組んでいる社員に
ご苦労様、ありがとうと感謝したい。

去年の3月に新年度の取り組みについて発表をして
一年になる。

理念や目標をある程度明確にして臨んだが、
自己採点で何点を付ければ妥当であろうか。

お客様の満足度や品質保証については永遠の課題であるが
数字と実践できた事柄、社内のモチベーション、経営者として
の持続的な意気などを配分採点すると「75点」位かな。

Pマークの認証はおそらく三月中には戴けると思うし、
品質月間への挑戦や検知装置の完成などは高い点数を付けられる。

工場長の退職で技術的な部分の継承に少しの不安がある。
危機感を感じた若手は着実にスキルアップしているが、
もう一伸びを期待したい。
社内の構成に手を入れることに消極的だった私にはかなりの
マイナス点を付けるべきだろう。
こんなことを勘案すると75点だろう。
「少年の老いやすく学なりがたし」自分に言い聞かせ、
中間管理者にも理解させたい言葉だ。

今期は組織として総合力を発揮できるよう、社内の意見を聞き
品質管理チームの取り組みに絡ませてた社内構成にしなくては
ならない。

新たな挑戦をする目標の一つも決まった。風は追い風だと
思えるよう前向きな気持ちを持続して一日一日を過ごしたいものだ。

明日からの新年度を迎えられることに感謝して、心新たに
仕事をしようと思う。



メシャムのパイプ2

2006年02月25日 09時15分51秒 | Weblog
お調子者なので昨日のパート2

これがトルコのサビリー氏の作品だ。
友人にメシャムのパイプコレクターとしては
おそらく日本には並ぶ人はいないだろうと思われる
奴がいる。

その彼から酔っ払った折に、安く手に入れたものだ。
薔薇の花を掘り込んだもので、実物はかなり細かい
彫がなされているが写真では出ていない。

この悪友には息子が一人いる、彼には「親父が死んだら
おじさんがこのガラクタを引き取ってやる」こう言い聞かせ
二束三文で買い取る約束が成立している。

彼ののコレクションで一番欲しいのは、
ギリシャ神話を彫りこんだ
幅20cmで長さが40cmはあろうかと言うパイプだ。
鳥肌が立つほどすばらしいものだ。
おそらく世界一のパイプだと思う。

彼は様々な疾患の薬を飲んでいるので、
そう遠からずかなりの数の
パイプが手に入ることになる。
こちらは健康で長生きしなくてはならない。

パイプ

2006年02月24日 13時51分21秒 | Weblog
メシャムのパイプ。

メシャムとはプランクトンなどが海底に堆積し
生成されたもので
海底が隆起し掘り出される。
主にトルコが原産地であり、素材が柔らかいので精緻な
彫刻を施された工芸品も多い。

また遊牧民などが使ったメシャムのパイプも売られている。
メシャムは使い込むと白や淡いクリーム色が、琥珀色に
変化する。誰がどこでこのパイプを吸っていたのか考える
だけでも楽しいものだ。

手の脂が付くときれいな琥珀色にならないので
鹿革の手袋を履き、色染めに心ときめかせ、
その変化を楽しむ人もいる。

一般的にパイプといえば
ヒース(薔薇科の低木の根)で作られたものが最も多く、
イギリスやフランス、デンマークなどヨーロッパで
生産されている。
この中ではダンヒルやスタンセンのパイプが好きだ。

日本にも原木から掘り出す作家がいる。
私も挑戦したことがあるが不器用なので
形を整えている間に肉厚が薄くってしまい
これを使うと手が熱くなり散々な結果であった。

ひょうたんやとうきびの茎、石など、素材は様々だが、
どのパイプもブレーク・インといって使い始めは焦げ臭く
ボール(タバコの葉をいれるところ)表面がなじむまでは
我慢を要する。
マッカーサーのコーンパイプは有名だが、
彼はこのブレークインを部下にやらせ、なじんだ頃に
マウスピースを付け替えて使ったらしい。
美味しくすうにはこれでよいのだろうが
私は嗜好品としてこの手順は野暮だと思っている。

定かではないがトルコの人間国宝?サビリーさんの
パイプやヒースのパイプもアップしてみようと思う。

お天道様の仕事

2006年02月23日 11時40分08秒 | Weblog
ここ数日の暖気で随分と雪融けが進んだ。

人力で一生懸命除雪してもたかだかしれたものだ。
雪を溶かすのはお天道様と暖かい風の仕事。

親父とはほとんど会話のない親子だったが
春先に氷割りをしている時に「雪を溶かすのは
雨じゃなく風だ」と妙に断定的に話してくれた。

今日はちょっと寒いがそんな親父の言葉と笑顔を思い出した。