思いつくまま、気の向くまま、

ボンクラのつぶやき

あと一ヶ月

2009年11月30日 18時18分47秒 | Weblog
明日から師走となる。今年を総括するには早すぎるが、何しろ未曾ユウ?の
年だっただけに、青息吐息でも師走を迎えられそうな事に多少ホットしている。

例年この時期は封筒屋には辛い時期で、物入りなのに閑古鳥が鳴く月だ。
今年などは更に深い谷間になりそうで、今から戦々恐々としているが先頭に
立つボンクラがこんな弱気じゃ士気が下がるな。

さて、昨夜の内藤は残念だった。おそらく鼻骨骨折しているであろう
ひしゃげた顔が結果を物語っていた。中盤から手数も減り亀田の的確な
左をもらいスタミナもロスしていたのだろうな。

若さやガードの固さから亀田有利と言われていた。同じ道産子だし当然判官贔屓
で見ていたから、アグレッシブに前に出てフックを放つ内藤に「もう少し点数を
入れろよ」などとぶつぶつ言いながらの観戦だった。

ましてや後のない年齢の内藤だけに、この試合だけは勝って欲しかったな。
至近距離で振るう全力のパンチでも単発では相手を倒せない。鍛え上げた肉体は
多少のダメージを受けたぐらいではキャンバスに沈むことはない。

残念ながら内藤には一発必中の剃刀のように切れるストレートの持ち合わせが
なかった。

視聴率も40%を越えたらしい、彼のファイトマネーも知名度や実績が上がり
高騰している事だろう。願わくは数年黙っていても喰っていける金額を
受け取っていて欲しい。

進退は白紙らしいが、ハードなボクシングだけに切れた糸を紡ぐことは
大変だろう。復活してリベンジをして欲しいがストイックなトレーニングを継続
するのは辛すぎるように思えてならないな。

ドバイ

2009年11月27日 17時43分53秒 | Weblog
ドバイの金融不安が報じられたとたん、円は84円台という想定外の金額
まで上がってしまった。
デフレ気味で消費不振の国内経済を牽引する輸出企業にとって、現在の
水準は看過できないレートだろう。

株価も後を追うように300円以上下がったようだ。円高・株安・消費不振
の状況では巷間ささやかれている二番底も現実味を帯びてくる。

もう数日で12月だと言うのに、何とも暗い情報ばかりだ。
外的要因は先行きを不透明にするが、かといって地域経済や自社への
マイナス要素ばかりを考えていても、隘路に入るばかりだろう。

この負のスパイラルは必ず自分達にも影響が出るだろうが、とにかく
今をそうしてちょっと先までのスパンで努力するしかないだろう。グローバルな
視点で考えること・情報収集をすることは無論大切だが、背中を丸めることなく
前向きな意識を持っていようと思う。

閑話休題
さて昨日は朝青龍が敗れた。今日は如何だったのだろう。何しろこの頃は
復元力と言うか気持ちの切り替えが上手くできない。1敗で千秋楽まで行く
気力があればよいが。

予防接種

2009年11月25日 18時40分14秒 | Weblog
以前から依頼をしていた季節性インフルの予防接種を受けた。
風邪気味・すでに接種済みの社員を除いて出社していた全員が皮下注射。

昨年は注射嫌いの息子が遁走したので、今回は逃がさないようにして
応接へ引っ張り込み、看護士さんに特別にお願いをして太目の針でズブリ
とやってもらった。

秋に急性腸炎を患った際に点滴を受けているので、注射アレルギーは
なくなったようで、青くなったり痛がったりする顔を楽しみにしていたが
残念ながら平然としていたな。

まぁともかくこれで季節性インフルへの一応の備えは出来たが、新型に関しては
おそらく2月以降だろう。社内的にも対策マニュアルを発表して対応して
いる事が効を奏したのか、新型・季節性とも罹患者はでたが社内で蔓延
することも無く、今日まで来ているが、まだまだ油断は出来ない。

さて、11月25日あと35日ほどで深刻で辛い2009年も終わる。年が改まると
こんどは二番底の心配もあるのだろうが、ともかく後の三十数日が繋がって
くれることを願うばかりだ。

12月は例年通りなら閑古鳥が鳴き始める月。すでに11月からしてその状況
だから、どのような師走になるのか今から心配をしている。

仕事の話をブログネタにするといきおいこんな暗い話になるので、つまらないが
浮世離れした話題ばかりじゃ現実逃避だしな。座右の銘である
「頭の悪い子、元気な子」でカラ元気で勢いを大切にした経営者になりきろう。

しかし、アラ還世代のボンクラが頭の悪い子・・・などと臆面もなく書くと知性が
疑われるが、すでにボロ出まくりブログを延々書いているのだから、
今更修飾しようもない。

書き続けることのデメリットは、深み不足の生き方が露呈することだろう。
つい先日も四十数年付き合っている友人から言われた。お前は何事も単純に
判りやすく深みのない生き方を続けてきたよな。
まさにその通りなのだろうな。

映画

2009年11月24日 17時32分54秒 | Weblog
狸小路にある大好きな「SY遊楽」で”沈まぬ太陽”を見てきた。
映画に触れる前にこの館について少々書きたい。

シネマコンプレックスとは違い地下と2Fの2スクリーンなのだが、ともかく椅子が良い
廻りに駐車場も多くアクススも良いのだが、悲しいかな入館者が少ない。

しばらく見たい映画が掛からなかったので、久しぶりの入館だったが
外の券売所は閉められ、各階のポッポコーン売り場も無人で、省人化が更に
進んでいた。まぁこの不況だから致し方ないが、ともかく継続営業を切に
願うばかりだ。昔沢山の映画に胸躍らせたボンクラ世代には居心地の良い館
だから頑張ってもらいたい。

さて、映画は3時間を越え途中で休憩が10分入る大作だ。原作は確か5部作
でとても一本の映画にまとめ切るには無理がある。そう思って席に着いたが
あにはかなんや、脚本の構成が巧みで各所に回想シーンで原作で扱われた
導入部であるストや理不尽な海外勤務が旨く取り入れられていた。

また、記憶に新しい御巣鷹山のシーンもある程度再現され、当時の惨劇の
記憶が蘇った。現在のJALが債務超過に近い経営状況でもあり、経営側と
労組の対立シーンは、問題は違えど現在の状況をオーバラップさせる。

耐えて耐え抜く主人公 恩地役渡辺謙ははまり役だった。原作を読んでも
何故にそこまで・・と思い愚かなボンクラなら辞表を叩きつけていると思ったが
映画でも理不尽なまでの会社のやりようを我慢し好演している。
また石坂浩二が何ともいえない存在感でこの映画を締めたものにしていた。
声といい押さえた演技といい。これも良かった。

長編をまとめ上げ良く書けた脚本があったからこそ、3時間少々睡魔を遠ざけ
る事が出来た。邦画の良さが出た映画だった。

もっとも原作の終わり方同様で、映画を見終わっての爽快感には少々欠けるが
”午後映画鑑賞でで半日潰してやろう”こうお考えの方は狸小路のSY遊楽へ
どうぞ。見終わって腹が空いたら、斜め向かいにあるラーメン屋が旨い。
ラーメンが余り好きじゃないボンクラだが、抵抗感なく足が向くお店だ。





朝青龍

2009年11月21日 10時09分25秒 | Weblog
昨夜はうたた寝をしてしまい、1時前後に目が覚めた。
寝ぼけ眼でTVをつけるとNHKが深夜に一年納めの博多場所全取り組みを
放映していた。

桟敷はほぼ埋まっているようだが、上の方はガラガラでお客が少ない
カメラアングルも上の方を映さないようなローアングルと感じたな。

強い日本人の若手が台頭しない、ホープと目された若手が伸び悩む
はたまた不況でお客が少ないのか、理由は様々あるのだろうが相撲好き
としては見ていて寂しい画面だった。

さて、朝青龍の眼光に鋭さが戻っている。肘のサポーターは相変わらず
だが、横にらみをする癖にふてぶてしさが復活し、勝負に賭ける意気込み
を感じさせてくれるじゃないですか。

昨夜も両マワシを引けなかったが、トッタリ気味に相手の足をたたき
バランスを崩した所をすくい投げた。機敏で勝負勘に長けた彼らしい
相撲だった。

白鵬も落ち着き払った取り口で前マワシを引いて磐石な勝ち方だった。
こりゃ千秋楽での全勝対決の可能性が高い。勝負事だから判らないが
余程慌てさせるような作戦で両横綱が動揺でもしない限り勝機はないな。

大相撲ダイジェストがなくなって久しいが、NHKももう少し早い時間に
放映してくれたら日本中の相撲熱もヒートアップするのじゃないか。
少なくともボンクラは視聴する。

朝青龍がメディアからバッシングされり引退の危機の折にブログに
書いたが、今場所は久しぶりに敏捷で運動神経が研ぎ澄まされた強い
朝青龍だ。もう少し若手が育つまで綱を張っていてもらいたいものだ。