屋久島

2008年03月31日 | 屋久島
無事に羽田空港に到着。
屋久島の森。言葉にならない体験でした。屋久島滞在中に、日記を更新する心になれず、
また、落ち着いたら旅日記のこと少しづつ書こうと思います。
取りあえず、エネルギー満タンです。
明日から頑張るぞ!
あ~感無量。まずは、屋久島の緑をお裾分け!


屋久島日記

2008年03月28日 | Weblog
3月28日4時30分
おはよーございます。只今明大前リズム館に立ち寄り、今から出発です。パソコンで幕末診断とかいうやつをやり、私は西郷さんらしいです。これから西郷さんに会える旅にでます。まだ、外は真っ暗
花粉が多いようで、鼻水止まりそうにありません。
それでは、いってきます。

お別れ作業が苦手でね。

2008年03月26日 | Weblog
自分で選んだ道だから、涙はこぼせない。
2008年3月
沢山の別れが、ありました。
今まで働いてきた場所を離れ、4月から、新たなスタートです。
自分が前に進む時、必ず、お別れがあって、とても胸が締めつけられる。
昨日は、子供達の卒園式。子供の笑顔と母親の涙が忘れられません。
今日は、80歳の女性のAさんが、僕に歌を歌ってくれました。
その歌はあおげば尊し ~今こそ別れめ、いざさらば~

明日でこれまで働いていた所のすべてが一応終了になります。
4月からは、ホスピスの現場で働くことが決まりました。
7年前に看護師を辞め、いつかホスピスの現場で働きたいと夢をもち、看護の枠をはなれ、色んな世界を
眺め、経験し、学んできました。だから、これからが、本当のスタートなんだと思う。
これまで出会ってきた方のことを思い、この思いをこれから出会う方へのエネルギーとなるよう
『架け橋』となりたい。
言葉にすると、嘘くさくなるけど、本気で思っている。

3月もあと7日。これから県外の施設に挨拶にまわり、最後に『屋久島』に行ってきます。

できるだけ自然破壊しないように、7200年生きている縄文杉から、何かを感じてきたいと思います。









春ですね。

2008年03月15日 | Weblog
春ですね。とても心地よい。
近くの山に梅の花が咲きました。
花粉もぼちぼち、、、。

音楽療法で小学校から関わりを持たせていただいた子供が、中等部を卒業した。
送られて来きた卒業式の写真、
背が伸びて、顔も凛々しくなり、改めて彼の成長を感じ心が温かくなりました。
言葉を思うように伝えられなかった子供が、

「先生ありがとう」って

春は別れと出会いの季節であり、成長を改めて感じる季節。

そして、これからの未来を思う季節。

花粉があっても、春はやっぱり好きだな。


言葉

2008年03月08日 | Weblog
90歳をこす梅さん(仮名)の家にお迎えに行った時の話し。

部屋から出る前 梅さんに「部屋は閉めた?」と戸締まりを確認され、「閉めました」と答える。
梅さんは、ありがとうと言ったあと、このような言葉をくれた。

「別に盗まれるようなものはないけれど、部屋を空けておいて、もし、人が入るようなことがあれば、その人が罪人になってしまう。それが、嫌じゃんね。」

梅さんだから言える言葉 

梅さんの言葉とその話し口調や表情すべてが、こころに染み渡ってきます。


音楽と珈琲のある風景

2008年03月01日 | Weblog
この日がやってきました。

 半年前の暑い日に、入院患者さんの家族から、父への音楽療法の依頼を受け山梨医大の病室にて音楽セッションを行いました。本人は殆ど目を開けることはありませんでしたが、付き添いの家族(妻)は音楽を通じ目に涙をため本人(父)に寄り添う姿が印象的でした。帰り道、家族と山梨医大のスターバックスでお茶をしました。とても暑い夏の日で、小豆シェイクをスタッフに勧められ、冷たいシェイクを飲みながら、「病院内にホッとできる環境があるって素敵ですね。今度ここで、コンサートとかできたら良いですね」と家族と会話したことがきっかけでこの企画を実現したいと思い。スターバックスの協力のもと、ささやかなライブを2月28日に実現することになったのです。

題して「音楽と珈琲のある風景」

歌:おおたか静流 鍵盤:大友たけし 
パーカッション:小田切佳仁
入院患者さんをはじめ、たまたまお店を利用しにきているお客さん、病院スタッフのみなさん。色んな方が珈琲と音楽を楽しみに集まってきました。もちろん、あのお父さんも娘さんと看護師と一緒に遊びに来てくださいました。

笑いあり、涙ありの30分、おおたかさんの歌声は、心に広がり、大友君のアコーディオンはどことなく、懐かしい思い出を感じさせてくれた。

病院にいると,外にでる機会が少なくなる。
けれど、外に楽しいことがあると、そこに行きたいって思う。それだけでも、今回の企画は大成功。
音楽が少ししか聴けなくても、珈琲屋さんへ行く途中、空は青く、風が気持ちよかったとの声が聞けた。
自分で移動できなくても車イスを家族がおして、ここに来ることができた。
みんな日常の当たり前の風景。
この当たり前の風景を大切にしたい。
人間として当たり前の風景を感じていたい。

もう一カ所、病院のご理解をいただき、そのままの足で小児科病棟へ
プレールームで、子供達が首を長くして待っていてくれました。
おおたかさんが優しく語りかけるように歌い出す。
僕と大友君はその声に身を委ね子供達に音楽で話しかけました。
子供達は、音が大きいと耳を塞ぎます。
やさしく、やさしく、そっと、そっと、
おもしろく、やさしく、そっと歌いかけました。
次第に塞いでいた手が離れ、笑顔でリズムをとってくれた。

プレールームの外で子供を抱く母親
母親の腕にたまごマラカスをそっと渡す。

小さな音で鳴る卵マラカスに反応する子供の姿。

シャカシャカ♪

家族より、プレールームに来られなかった子供達も布団の中で
耳を澄ましていたと、
音楽は、空気を伝わって心につながっていくんだと改めて感じた。

今回のコンサートはマイクを使わなかった。
沢山の人の前だと、マイクを使わないと相手に聴こえないのではと心配していた自分がいた。
けれど、やってみてわかった。

相手が遠くにいて聴きたくても聴けなかったのなら、私たちがそばに行って歌えばいいんだ。
当たり前の風景。今日一日で色んなことを感じ学んだ。

今回の企画は、スターバックスさんの協力や病院関係者のみなさんはじめ、友人、看護学校時代の後輩や、山梨医大生のこまどりボランティアのみなさんなど、多くのボランティアによって
実現することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
いい一日でした。
ありがとう。