夏の思い出 in カンボジア

2014年09月05日 | いのち
急遽カンボジアへ
岩崎けんいちさんが、カンボジアバッタンバンの農業祭より出演要請があり、私は応援隊で追っかけてカンボジアへ行ってきました。
この農業祭は日立建機グループが支援しているNPO法人「豊かな大地GEJ」の協力のもと、地雷が除去された その場所に小学校がたち、地を耕し農地にし、始めて、村人主催の農業祭が行われる事になった特別な日。
そこへ、けんさんの登場。
けんさんは十数年前から、カンボジアへ渡り、音楽を通じ子供達の教育の支援をし続けてきました。けんさんは、支援と言う言葉がしっくりこなくて、支援でなく応援と言っています。十数年にわたり、顔の見えるところまで行って応援し続けるけんさん。誰でもできることではありません。
けんさんには、ボランティアとか、支援とかという言葉がにあいません。
私も日々医療の現場にいるからなんとなく伝わってくるのです。

飛行機を乗り継ぎシェリムアップ空港へ到着。
空港でけんさんと無事合流し、車で約4時間目的地バッタンバンに到着。

初日GEJの紹介でバッタンバンの孤児院HOCに行ってきました。
急遽コンサートスタート!みんなスマイル。
後ろの方で、思春期の男の子達が、クールな顔で、コンサートに参加していたのが気になり、
声をかけると、「ドラム叩けるの?」と聞かれ、話を聞いていくと、
前に来たボランティアの方がドラムを寄付してくれたそうで、
「ドラムを教えて」ほしいとのこと、何か運命を感じ、
その子へのひと君ドラム教室がはじまりました。

ここから、ロックスターが生まれる日がくるかも。チャンスがあるって素敵なことだね!


子供達そして、岩田さんありがとう。
HOCの仲間と別れ

お祭りの準備へ

お祭りでは地元の子供達が表現できるものを考え前日に小学校に出向きカンボジアの歌とけんさんのうた「ともだち」をみんなで練習しました。
みんな恥ずかしがりながらも、だんだん笑顔になってくるのがわかりました。
「ともだち」は三拍子
なれない三拍子をみんなで楽しみながら手拍子しました。
前日の練習汗だくだったけど、すごく楽しかった。





さて、本番です。
村あげてのお祭り、約4000人は集まりました。びっくりでしょ!

子供達との発表は、出演していたので写真がありませんが、みんなよかったですよ!
みんな前日の練習以上に三拍子がバラバラで自由で、それでいて笑顔で「らららら~♪」と元気に歌い。
会場からも温かい拍手をいただきました。
あーーー幸せでした。

本番を終えホッとしたのもつかの間、次の日にGEJの皆さんに地雷除去の最前線に連れて行ってもらいました。
この地区だけでも今年に入り数千の地雷が発見されています。まだ、数十万の地雷があることに驚愕です。
戦争の傷跡は、今も物体として、ありつづけるということ。
ただただ、祈る思いでした。



シェリムアップにもどり、今回の目標も一つである。
こうさんの学校へ足を運びました。
丁度雨が降って、移動はできないだろうと思われる土の道。数十分でぬける道を数時間かけて運転手のさんが頑張ってくれました。
私達も会いたい一心だったので、それもまた楽しくワクワクする時間でした。
そして、夕方念願のこうさんのがっこうに到着
着いてすぐに「けんちゃん」と子供たちが駆け寄ってきました。日本語の勉強をがんばっていて、みんな、ひらがなを上手に書いていました。けんさんのこれまでの活動がリアルに伝わって来た瞬間でした。



カンボジアに来て、思った事は、
貧しくも子供達がかわいそうだなとか、不幸とは感じませんでした。
ただ、衣食住があること、教育を受ける権利、医療を受けられる環境、バッタンバンの孤児院にドラムが置いてあったように、きっかけがあることが大切じゃないかと、きっかけ、選択できるチャンスを子供達に広げていきたいと強く感じました。
今回の旅で出会った仲間を通じても、けんさんはじめ、GEJ、HOCの岩田さん、JICAの方々など、日本からも沢山の方々が活動していました。山梨でもカンボジアの子供達に教育をテーマに毎年ヘリテージコンサートをひらいて活動している先輩方がいます。行動することで、はじめて感じる景色がありました。

まだまだ書きたいことや伝えたい思いは山ほどありますが、その気持ちはこれからの行動に表して行きたいと思います。
できるかなぁ。

<写真でーす>後でもう少し増やしまーす!
親子?


カンボジア人のバランス感覚難度1


カンボジア人のバランス感覚難度5


カンボジア人のバランス感覚難度10




ご清聴ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。