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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

死もサボテンの花のように希望的に観る!

2008-07-12 | 第七章「光と復活体」

 もう二週間くらい経つであろうか、サボテンの花の不思議さ、美しさの話を腰越で楽しんだ。その時に、気がついて家のベランダのサボテンを改めて観察したが、花の咲く蔓が伸びはじめていた。

 そして、昨日小さな花が一輪咲き、今日は三つ咲いた。

 一日で咲く、月下美人のような強烈な印象ではないかもしれないが、私にとってサボテンの花は不思議で大切な思い出がある。

 もう十年以上前かもしれない。子供たちがお土産で買った室内のサボテンが、やはりある日蔓をのばし、可憐な花を一輪咲かせた。殺風景な感じのサボテンの花が咲くのを見ていると、サボテンが頑張って花を咲かすというより、空間がサボテンの花を用意し咲かすという不思議な感覚を抱いた。

 サボテンの花をめぐる解釈の仕方。サボテンだけを考えるより、周りの空間といった環境も生命現象の一つと解釈するだけで、ちょっと違う見方や感覚を味わうことができる。

 恐らく、死も、単なる肉体の死と考えるよりも、もっと豊かな、死を考えることもできる。決して楽でない生を終え死を迎えるのは、サボテンの花のような希望かもしれない。

<死を考える3/4>

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次の写真は、7月1日の時の状態。



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