何もないようで、毎日何かがおこり、心配ごとができたり、解決したりする。
あるときは、ある問題が膨らみ、怒りから身体症状、時に、鬱や錯乱まで、暗い感情は移り変わっていく。緊張でドキドキしたりもする。
その中で、あるときは、自分の感じ方や考え方が根本から変わってしまうようなことも起きる。人生の中で、ひと山さり、ふた山を越え・・・大きい事件とはそんなものだろう。勿論、小さな事件も沢山起こる。
ただ、良く考えてみると、何か大切な物語のようなものが、ずっと織られているような気持ちになることがある。晴天の霹靂のような事件が、後で考えると実は意味深く繋がっていたように見えたり。
暗い感情を引き起こすコトの後ろに、何かある物語(感謝したくなる)。その意味を、一日のうち一回くらいは考えた方がよいかもしれない。生き甲斐の心理学では、第一領域(感謝すること)を大切にするということが良く言われるが、こころの健康を維持する大切な智恵なのだろう。
今日は、あるトラブルの中で、そんなことを想った。
<異物 8/8>
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