イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

意外と忘れる:どんな人も傷ついてる時がある!

2008-10-07 | 第十章「今ここでの恩寵」

 公園に行くと、だいたい精神的に安定してくる。日本庭園も西洋庭園も、そのように造られているのだろう。四季を通じて、憩いの場所であり続けるのは、管理するほうは大変だと、この年になって気づいてきた。

 先日行った、新宿御苑は、自宅があった四谷の側であったので、幼い頃から大変お世話になった公園である。両親、祖父母と一緒にでかけたり、大人になってからは、乳母車で娘たちを連れてきたりした。

 大木戸門や水飲み場、昔とほとんど変わっていない。そして、変わらないものが、いつもそこにあるというのは、変化の激しい現代にあって、良いものだと思う。

 さて、新宿御苑と違って人は大きく変わる。自分の感情の変化や、思考・行動の変化、周りの変化。安定したり、不安定になったり様々である。

 そして、人は自分の変化もそうであるが、他人の変化にも意外と気づかないものである。

 他人の場合は、不安定であってはならないとこちらが思いこんでいる立場にいる場合が最も危ない。自分の作った概念ほど、感受性を損ない判断を狂わすものはない。

 傷ついて不安定になっている人に気づいたら、憩いを求めて公園に来る人応えるように、まずは優しく応え、時にじっくり傾聴したいものである。

 傾聴のポイント:無防備、共感性、受容性、間、理解力、熱意・・・

<こころの通う接触4/4>

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