昨晩、西田敏行主演の「陽はまた昇る」のDVDを見た。1970年代のビクターのVHSの開発物語であり、当時の時代の雰囲気も思い出し懐かしく感じた。
大規模な社運をかけてのプロジェクト。ドラマだなと思う。私も1980年代にその世界を垣間見た経験があり、思わず身を乗り出した。
しかし、30年以上前の話であるので、当時と変わったもの、当時と変わらないものをいろいろ振り返ることができた。
変わったものは、沢山ある。非正規社員の増大。核家族化。男女参画社会。国際化。技術の進歩(VHSのビデオを見ることもほとんどなくなった)・・・
変わらないものは・・・人情その他(大げさな言葉かもしれないが、日本的愛)、大プロジェクトの存在(考えてみれば、大昔から、心を震わすような大プロジェクトがあった。ピラミッド、大仏、神社仏閣、)・・・
そうだ、日本人の基本的な価値観もあまり変わっていないのかもしれない。これは、臨床心理学などでとても重要なところである。妻が大病で倒れても、時に仕事を優先させる、その自虐的と言っていいほどの誠実さ・・・
もう、当たり前になってしまっているかもしれないが、私の中の日本人。意外と自分のこころの問題で重要な役割を演じているようだ。
<愛と行動 3/4>
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