私も還暦を越えて久しいが、最近若い時から興味を持続させて生き甲斐を追及してきた人の、たとえば30年後とか50年後の状態を見聞きすることが多くなった。
「そんなことをやってもお金にならないのに・・・」など陰口をたたかれ馬鹿にされていた方が、今はしっかりと収入を得てたりする。あるいは、私の若いころはコンピュータの創成期であったが、好きでマイコンを買って研究したり、二進法の世界を極めるような基礎を作った方が素晴らしい成果をあげ、今の世の中でひっぱりだこだったりする。
今の時代は、世の中の流れが極めて速く、その中で生き残るのは本物でなければならないと思う。というか、本物でないと生き残れない。たとえば、政治レベルだと、TPPがあるが、最近の情勢だと米国が離脱する可能性が高くなってきている。そんな時に、アドホックに対応する国はおそらく混迷を深めてしまう。政治家でも本物が生き残るだろう。
では、本物になるとはどういうことか。やはり、①自分は何のために生きているか?②生き甲斐は何か?③自分を大切にしているか(深い意味で)?を考えることなのだろう。そして、生き方の面で、きちっと自分を主張することなのだと思う。
今日は、他人のことをいろいろ言ってしまったが、自分の問題として自戒をこめて考える行動するのが今年の課題のようだ。「生き甲斐の心理学」も、もっと主張し、世の中に広めていければと思う。
困難な人を支援するために 6/10