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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

幸せ感がある日々を送るためには!(日々の中で明るい感情を確実に持つには? 1/10)

2016-01-02 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 いつもは家の近くの丘の上で初日の出を迎えるのだが、今年は元旦恒例の親戚パーティの関係でテレビで初日の出を拝見した。しかし、ヘリコプターから富士山ごしに見る初日の出は感動的だった。しかも、暖かい部屋で見る初日の出!来年もテレビ初日の出かもしれない。

 ちなみに、月はクリスマスの満月からずいぶん痩せて間もなく半月という感じ。これも早朝に窓越しに西の空に見ることができ満足だった。

 

 さて、元旦の楽しいパーティも終わり、今日はその疲れもでたのか、だらだらとした一日となった。感動の幸福感(そこまで行かなくても平安感くらいは)を継続的に感じたいと思っても、なかなか難しい。今は生き甲斐の心理学(臨床心理学)を長年学んだこともあり、幸福感をはじめとする明るい感情がどのように起こるのかとか、幸福と幸福感との関係が分かり、日々の中で明るい感情生活をいかに持つ理解が深まったように思う。しかし、それでも日々幸せ感を持つためには努力する必要があるようだ。

 新年の今、これからシリーズでしばらく幸福とか明るい感情の問題について思索していきたい。

 明るい感情の正体は、私が生き甲斐の心理学を学ぶ前のイメージとだいぶん違う。たのしいことをすれば本当の明るい感情を持てるということは疑問なのだ。ポイントは暗い感情との関係だ。ただ、現代心理学にのみということではなく、祖先が蓄積してきた伝統的な正月の迎え方にその知恵が意外にも隠されている。恐らく縄文時代にはそうしたノウハウが確立されているようだ。

 正月の朝に、朝日を迎え、お屠蘇を飲みお雑煮をいただき・・・正月の迎え方はそれだけではない。正月の前が意外に大事だ。

①年末の大掃除をはじめとする苦行。そして、時には108の煩悩の鐘の音を聴くなどしての内省の時間。②寒い中、結構大変な初詣。そうした後での元旦。

 暗い感情を深める中で明るい感情が生まれる。心理学の感情のモデルは明るい感情と暗い感情が同質で表裏とする説が多い。例えば、鬱と幸福感、不安と平安感、怒りと友好的感情の関係だ。紙一重で鬱から幸福感に変わるといったモデルだ。

 私の人生でこれぞ幸福感という感情を抱いたとき、その前はかなり暗い感情だったように思う。鬱感情が幸福感にちょっとしたことで変化する(考え方が変わるなどで)。これは私にとっては経験的真理でもある。美味しいものを食べ、楽しいことをしているだけでは真の幸福感を抱くことはできないようだ。

 日々の中で明るい感情を確実に持つには? 1/10

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