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イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

夢を失っても幸せ感を得られるか?(日々の中で明るい感情を確実に持つには? 9/10)

2016-01-10 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 先日の行った、府中市の郷土の森。ロウバイがまっさかりなのは知っていたが、白梅、紅梅も一部咲いていてとてもよかった。天気にも恵まれ、孫も一緒で幸福曲線に。 

    

 さて、今の世の中20年前、30年前と比べるとかなり変わってきている。日本の企業もリストラに揺れたり、非正規雇用も拡大したり、自然災害やテロ・戦争の影におびえたり、かつて想像もしなかった世の中になってきたようである。そして、それと共に、昔、若い時であれば、「総理大臣になりたい」、「大会社の社長になりたい」、「いいひとと結婚したい」・・・など夢(幸福の条件)を描いたものが、挫折をしたり、はじめからあきらめたり、いろいろなことで多くの人は夢(ひと幸福の条件)から遠くになりがちのようだ。

 まあ、人それぞれ自分の本当の夢を大事に育めば、それぞれの夢はかなえられる可能性は高いと思うが、何か夢を失ってしまい、茫然とする人も少なくないように思う。しかし、この場合幸せ感は当然ながら無縁と思いきや、決してそうではない。

 生き甲斐の心理学のなかでは、「幸福の条件」と「幸福感」は別物と教えられる。そして、「幸福の条件」はいろいろな要素がからまって達成できるものであるが、「幸福感・幸せ感」はその人の生活の仕方というか、考え方しだいで得られるとされている。

 石川啄木の次の歌は、幸福の条件と幸福感・幸せ感の違いというか、幸福の微妙さを見事に教えてくれているように思うがいかがだろう。

「友が皆 我より偉く 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻と親しむ」

日々の中で明るい感情を確実に持つには? 9/10

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