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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

親密になるのが、なぜ怖い・・・こんな傾向は何故生じるの?(愛の訓練 2/10)

2012-03-19 | 第九章「愛」

 人との関わりが健全か?それにより人生の幸福度が変わってくるように思います。そんなこともあるのか、関係の仕方で愛の正常を考察することが、プロセス・スケールの中に入っています(7つのうちの1つです)。

 ものごころがついてからは、いろいろな対人関係がありますが、親密な関係というのもたくさんあり、それは幸せな思い出となります。人それぞれだと思いますが、そうした幸せも長く続かず突然変化することがあります。

 私も小学校低学年のころ、考えてみればいろいろありました。近しい人の死別もありますが、転校等(アラスカに行った)で親しかった友達と別れるということなどもありました。そんなことで、こころの深層に、親しくなった後に大きな不幸が来るという経験から、どういうわけか親しくなるのを避けたいという傾向が生まれるようです。傷つきたくないということなのでしょうが。

 でも、そういう自分の傾向に気付くことで、変な傾向は治るようです。意識している世界もあるが、人には無意識の世界もあり、気が付くと改善するようです。

 ちなみに、カールロジャースのプロセススケール(関係の仕方)は本来7分類ですが、日常では次の3分類で十分のようです。底辺が悪い状態で、高辺が良い状態です。

 底辺:親密な関係は危険なものとして避けられる

 中辺:危険だという感じが減少する

 高辺:瞬間的体験過程にもとづき開放的に自由に関係をもつ

 心優しい人は、とかくこの傾向が生まれやすいとU先生の「生き甲斐の心理学」にあります。石川啄木の幼いころの初恋、持統天皇の幼いころの祖父の死や母の死。それが、その後の対人関係とどう関係するのか・・・そんなことも思いめぐらせます。

 愛の訓練 2/10

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