イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

いっぴきオオカミの生き方に学ぶ!(愛の訓練 4/10)

2012-03-21 | 第九章「愛」

 今から20年以上昔になるが、Kさんの紹介で某異業種勉強会に参加するようになった。当時は某外資系企業に勤める中堅サラリーマンであったが、勉強会の参加者の半数以上は、さまざまな業種で活躍する事業家であった。

 そして、近況や、最近の関心事を報告したりするのだが、何回か参加するうちに、一匹オオカミ的な人の迫力というものに眼をみはるようになってきた。何か真剣さが違うというのだろうか。打てば響く感じなのだ。

 今から考えると、当時の自分は、ここひとつ責任感の乏しい生き方をしていたように思う。いざというときに逃げる(表面的には自分でも気づかない)、そういう癖があったように思う(今はどうかな?)。ある日プレゼンテーションをしていると、何かむなしくなった。自分の会社のことを説明しても、結局は自分の会社の社長(意志決定者)であるわけでない。それなのに、心理学用語でいうと感情転移で、あたかも責任者のように感じたりする。等身大ではなく、肥大した自分に気が付いた瞬間であった。

 愛の健全性を測る指標、プロセススケールの一つ(7つのうち)は、本当の問題を恐れず意識化する<問題に対する関係である>。

 底辺:問題が認識されない。自分を変えようとする要求がない

 中辺:責任をとることが増大する。自分を変化させることを怖がる

 高辺:問題を外部的対象物として見なくなる。問題のある側面の中に生きている

 底辺はよくない状態。高辺を、日々折にふれて意識すると(他の指標もそうだが)良いようである。また、「生き甲斐の心理学」でU先生も言われているが、自分の愚かさ(人間は聖人でないので、誰でも愚かな面を持つと思うが)に気付き、神仏にそうした自分を委ねるといった経験は大切だと思う。

 愛の修業 4/10

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