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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大人のための動物園に行こう!(性格を考える 7/10)

2012-03-04 | 第九章「愛」

 先日、太極拳・気功・五禽戯のレッスンの時にA先生から、五禽戯を深めるために動物園に通う一流武術家もいらっしゃることをお聞きした。五禽戯は三国志に登場する伽陀が始めたという、1600年の歴史を誇る健康法でもある。私も先日多摩動物公園のミチをじっくり見ながら、その歩きブリに五禽戯を思い出したが、動物園で太極拳・気功・五禽戯を深めることができるかもしれない!

 ところで、私も昨年は動物園に通い、カールロジャースのパースナリティ理論が動物に対しても随分適応できることを学んだ(勉強会でもお話させていただいたり、ブログに書いたりもした)。そして、さらに最近は、もうひとつの生き甲斐の心理学で大切にしている人格形成論。エリクソンの理論もチンパンジーの場合などで研究できるのかなと思っている。昨年も、チンパンジーの心の防衛機制を垣間見たりし、チンパンジーに対する興味はどんどん加速している。

 チンパンジー舎には、1歳まで人口哺育で育ち、今は群れに戻っているジンがいて、チンパンジーの成育史を基にしたのリアルタイムの観察もできそうなのだ。もちろん、性格形成論だけでなく、動物(昆虫なども動物)にとっての愛を考えたりで、心理学(関連する学問も含め)を勉強する上でとても刺激的なのである。

 さらに、動物園は写真を撮るにもよいし、詩人も動物園にいったりする、芸術とも関係が深い場所のようだ。何か現代社会では忘れられた、生命オリジナルの何かが健在なのかもしれない。

 今日はいろいろ理屈を述べてしまったが、動物園に行きたいなという情動が起こるのは、そんな理屈とちょっと違うのが本当のようだ。無意識の何かが誘うようだ。人間が考える動物園と違った、動物たちによる動物園だからかもしれない。

 蛇足であるが、私は年間2,400円で多摩動物公園のパスポートを購入したが、とても便利。

性格を考える 7/10

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