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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の性格や癖は変えられるか?(性格を考える 8/10)

2012-03-05 | 第九章「愛」

 今日は雨である、しかも結構寒い。今でも八王子は3°Cである。そして、朝、妻から言われてしまった。もう、傘を失くさないでね!本当に私は結構傘を失くすのだ。これも、ほとんど身についた癖のようである。

 人はなくて七癖というように、癖がある。それから、人から難癖をつけられるような、変なところや、自分でもいやだなと思うような性格がある。

 こうした、癖や性格は心理学の知恵から考えるとどうなのだろうか?変えることはできないのだろうか?あるいは、変わっていくのだろうか?

 簡単に変えられることもあるが、やはり自分の癖となるような変えにくい、変わりにくい部分もある。心の深層に根差した、生育史からくる部分であり、フロイト先生の14の防衛機制と関係しつつ育っていくようだ。

 それは、ともかく、性格や癖は変わるか?と言われると、変わる可能性は十分あるといえる。カールロジャースの人格形成論、19の命題の17番目に次ぎの命題がある。

<自己構造に対して基本的になんらの脅威も包含していない条件においては、自己構造と矛盾対立する経験は、知覚され検討されるようになり、また自己構造は、そのような経験と同化し包含するように修正されてくるであろう。>

 この何年か企業研修のコーチングも、この命題を応用しているようだが、心理療法やカウンセリングでは昔からポピュラーである。傾聴もこの命題から説明できる。

 しかし、私の傘を失くす癖・・・妻に怒られて、脅威の中でなおるのだろうか?(行動療法的に考えると、よいかもしれない(笑))

 性格を考える 8/10

(生き甲斐の心理学 植村高雄著 を参考にしています。時間があれば左をクリックしていただきテキストを購入ください。)

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