私のブログを見ていただいている友人や知人から、時どき、私の撮っている写真についてコメントをいただく。
花の写真が多いねとか・・・
自分でも、余り気づかなかった点を指摘されたこともある。
≪生き甲斐の心理学≫を勉強して、良かったと思うことのひとつは、自分の深層心理の理解を深めたことがある。例えば、私にとって好きな色は、レモン色である。これは、絵画鑑賞療法の勉強の時に、7歳のアラスカでの体験に深い関係があることが判った。
あるいは、今日のチュ―リップは、私が歩き始めた1-2才のころ、お庭に咲いていたチューリップの影響があるかもしれない。祖父母の戦中に焼失した家の土台を利用したつくった花壇。そこに綺麗に咲いていたチュ―リップ。
私の家の前には庭をはさんで祖父母の家があった。そして、祖父母や両親、そして時折尋ねてくる伯父さん、伯母さんと幼いころから暮らしていた。その中で、愛されたり愛する方法が、いつの間にか身につけてきたのだろう。
自分の愛の名場面。その原型(幼いころに遡って)を思い出すことは、人生を豊かにするために大切なことのようだ。人との関わりもあるだろうが、植物や動物との関わりもあるようだ。五感や体感が思い出される幾つかの愛の記憶。
そして、幼いころには気づかなかった、周りの大人の心の動きなども含めて、思い出を再考してみると、その場面が別の色どりを帯びたりし、愛の認識が深まったりする。
生き甲斐の心理学で学ぶ、ロジャースのパースナリティ理論(先日の動物園の写真でご説明した理論)やエリクソンの発達心理学の理論をつかって、再考すると少し理論的になるのだろう。
愛の領域 3/10
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