イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

私がへんか?貴方がへんか?(愛の領域 2/10)

2011-05-13 | 第九章「愛」

 社会人となって新鮮だった20歳台の5-6年の期間、私は営業の仕事をした。その経験の中で、世の中には真に受けて対応したら、こちらが参ってしまうような方が存在するということを知った。当時は、今と違ってもっと大らかな時代であったが、その中でも参ってしまうような方がいた。

 今考えれば、自己愛に問題があった方である。一方的な権利の主張や搾取性、対人関係で理想化と蔑視の両極端。共感能力の欠如。自己の重要性等への誇大感。理想や空想への没入。自己顕示的態度。批判したりしたら、ものすごい反応。

 誰でも、こうした傾向をもったりする時もあるので、お互い様というところもあるが、仕事の関係などで、お付きあいをしなければならない時は大変である。Aさんのところで商いができれば、世界中の何処でも商いができるさ・・・とまで、囁かれた方もいらした。

 社会的な組織では、人は歯車のように、ある特定の機能を提供すれば良いという面もあるので、自己愛に問題がある人が組織の中で必ずしもはねられるとは限らない。むしろ、リードするケースもある。ただ、周りで参ってしまう人がでてくるのだ。

 若さと、先輩のお陰で、私は当時乗り切ることができたが、後日、≪生き甲斐の心理学≫を学んで、はっとした。基本的な心の知識の大切さである。こうした知識があれば、もっと救われる人がいるのではないかと。

 自己愛に問題がある人と付き合うと、こちらがへんという気になりがちなのだ。しかし、自分の問題と考えず、解釈を変えて、貴方がへんと考えた方が良いようだ(実際の対応は、臨機応変に愛をもって行動する必要があるが)。

 この問題にご興味のある方は、是非左のU先生の≪生き甲斐の心理学≫の第一章をお読みください。眼が開けます!

  (写真は、多摩動物公園のライオンです。ライオンバスは先日のGW、二時間待ちだったとも。ライオンも良いですが、シロフクロウをはじめ、じっくり味わえる動物も沢山います。自分の好きな動物を探す楽しみもあるのでは?ナンバーワンよりオンリーワン!)

愛の領域 2/10

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