イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

つまらない話とおもしろい話の差は?

2008-08-30 | 第九章「愛」

 先日のお盆休みに、山陽新幹線の福山で時間が余ったので、福山城に行ってみた。城の中は博物館となっていた。3月には小田原城にいったが、同じように刀剣、甲冑の展示もあったが、最上階には縄文、弥生の土器があった。お城に縄文土器。福山の歴史は縄文時代からか!と妙に新鮮であった記憶がある。

 つまらない話、おもしろい話、最近生き甲斐の心理学の講師として話をすることがあり、とても気になるところである。先日も勉強会であるテーマを話したが、5分で半分くらいの人が眠そうになっていた。想定できる内容を聴くのは疲れ眠くなる。自分でもそうである。反対に準備をたいしてしなくても、自分でも感動するような流れになることもある。

 想定できない何かが含まれるジャズのような講義のほうが、おもしろいし身に付くようだ。

 高校1年のとき、O先生が数学の授業を担当されていたが、この時は一学期の大半を誰もが想定していなかった雑談に終始された。まったく教科書の内容を授業されなかったが、青春と数学の楽しさを学び私は数学が好きになった。想定されない、予想されない話。そこには、師の権威が漂い、自分との出会いがあるようだ。

 源氏物語が面白いのも、何か想定できない要素が、いろいろ含まれ、読者を飽きさせないのだろう。末摘花のような想定外の女性がでてきたり・・・夕霧の幼馴染の雲居の雁との出会い、6位で馬鹿にされること、そして、幼馴染どおしで目出度く結婚。しかし、想定外の浮気と実質離婚。

 幼馴染という関係は、思考停止で心温まるもののように思っていたが。自分の幼馴染みのことを客観的に深く考えると、決してそうではなく、いろいろな要素が働いているようである。そして、その中での人格形成。文化の問題や男性性、女性性の問題などとても興味深い。

 ブログがおもしろかったり、つまらなかったり。これも、何か同じようなことが言えるのかもしれない。

<幼馴染2/4>

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ここでキャベツは想定外でしょうか?