戦後の原っぱに茂っていたシソ。シソには力強い生命力のイメージがある。
刺身のつまのシソ。幼い頃、父が醤油を注した小皿にシソの実を落としていたのを記憶している。
「刺身を醤油の中で泳がせて食べるのが身体にいい・・」。塩分が多いので今はどうかと思うが、父は良く言っていた。食あたりを考えた毒抜きの生活の知恵だったのかもしれない。
刺身のつま、大根や大葉が定番であるが、この刺身のつまのつまは「妻」が起源という説と、「端」が起源の2説があるようだ。どちらにせよ、つまは引き立て役のようである。また、なにか守り神のようなイメージがある。
あっても、無くても差し支えないが、無いとやはり困る刺身のつま。
こころの問題というか、文化というか、日本人の知恵を大切にしたい。
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