明日、八王子カウンセリング勉強会があり講師をする。今回は1月まで「生き甲斐の心理学」のテキストを使い「愛の領域」について、6回にわたってご一緒に勉強したいと思っている。
その中で、愛の孤独の自己事例をいくつか考えていただが一つ思い当たったので述べてみたい。 何年か前に、胃カメラを飲んだことがある。経験された方はご存知だと思うが、結構辛いものである。私の場合、食道にファイバーを差し込まれると激しく嘔吐感がつのり、体の緊張を招きそれが益々嘔吐感につながっていった。 その時、ベテランの看護婦さんが、「力を抜いてくださいね。」と言いながら、優しく手を握ってくれた。大の男であるのに、暖かい手を感じリラックスでき、嘔吐感を乗り越えた。
手を握ること、これは、自分の愛の原型に触れる部分があるのだろう。不思議に不安感が解消された。幼いころの母の温もりなのであろうか、肌触りなのであろうか。
愛犬との交流も、「お手」をして犬の愛の原型を大切にすることが重要かもしれない?!
人気blogランキングへ <--(クリックして応援いただければ幸いです!)