Untertauern

　Untertauernという小さなチロルの村に来てます。３泊６食付で２日間の釣りライセンスが付いて全部で209ユーロという激安のホテル。部屋はまずまず広くて清潔だし、窓には花も飾ってあって綺麗だし何の不満もありません。
　食事も値段を考えれば合格。サラダバーがあるのがポイント高いです。山盛りをおかわりして、外食生活では不足しがちな野菜を補給します。スープは辞退してメインとデザートは半分残しますが、その分ワインは多めに頂いてしまいます。こんな時くらいは良しという事で。
　夕食後、ほろ酔い気分で近くの渓流まで散歩しました。花崗岩質の山塊なのか、水はとてもクリアで美しい流れです。日本の渓流に雰囲気が似ているのもいい感じです。
　しかしなんで山に来ると、こんなにもリラックスした気分になるんでしょうか。私はつくづく山彦だと自分で思いますね。山に来ると必ず”田舎のにおい”がします。これは日本でも同じで、特に里山にいくと感じます。これが私をリラックスさせてるんだと思ってるんですが、この”におい”とは雰囲気だけの事を言ってるんではなくて、本当ににおいます。土、堆肥、煙、、、、こんなものがブレンドされたもので、何ともいえない懐かしさを感じさせます。少年時代に母の田舎で過ごした夏休みも、こんなにおいに満ちていたような気がします。あの遠い記憶を脳内で再現してリラックスした気分になるのかもしれません。
　さあ、明日は清き流れで無心になってフライを振ります。一ヶ月ぶりだ。自作のエルクヘアカディスもたっぷりあるし、天気も良いみたいだし、楽しむ事としましょう。

量産体制

　エルクヘアカディスばっかり大小１５個も巻いてしまいました。


　今週末はUntertauernという、一昨年に一度だけ訪れたチロルの村に行きます。上流は日本的な山岳渓流でブラウントラウト。下流は成体放流のレインボートラウト（再生もしているという事だが）という川。で、ここから１時間半もドライブするとMittersillです。ここでも釣りをして。。。。これがヨーロッパ滞在の最後のチロルとなるかもしれません。

やっちまった～い

　今日、会社のお局（ドイツ人）から呼び出しを食らいました。なんだろうと思ったら、先月の通信費（インターネットの接続費）の請求書が。

　その額面、約３０００ユーロ（３０万円）！！　ガビーン。。。。。。。。使い過ぎだ！！と怒られました。

　会社のモバイルパソコンは出張だとか、プライベートの旅行にも持ち歩いています。常に仕事モードにあるべきビジネスマンなら常識。会社のメールは常にチェックを欠かしません。会社のメールを外からチェックするにはインターネットに接続する必要があるんだけど、この通信費はドイツ国内ならフラットレートでいくら繋いでも同一料金。ただし、ドイツ国外だと従量制らしい。でも、いくらドイツ国外で沢山使おうと、３０００ユーロってのも。。。。。

　問題はインターネットに繋ぐとメールだけじゃなくて、ウェブもついつい見ちゃうんですよね。しかもＯＶとかチロルに行ってたときも。ただ、そんな事は今に始まった訳でなくて５年前にドイツに来た時から同じような事してたのに、なんで今月は３０００ユーロにも。。。。謎です。
　
　おけがで、何月何日にはどこの国に居たとか細かく調べ上げられて、痛くもない腹まで探られて（とは言うもののプライベートユースで会社のパソコン使ってた事は明白なんだけど）散々でした。トホホでした。

ＴＳＵＮーＧＡＩ

　近所に飲茶のおいしい中華があります。ここでＯ師匠と定例会をやりました。行きつけの日本料理屋が閉店してしまったので、最近はあちこちをフラフラしている状況。お互いに体重には気をつけているものの次から次へと頼んで、紹興酒もガブガブ。よせばいいのに最後に麻婆豆腐とご飯まで頼んでしまった。明日以降は少し摂生しないと。。。。。
　ＯＶはどうやら、西シャローが一面藻だらけ状態になってしまい、まったく釣りにならない状況らしい。１０月は禁漁になるとの事だし、ひょっとするとＯＶは１１月まではダメか？このところ何だかんだで、私は渓流も含めて一カ月位竿を出してません。師匠は毎週アイフェルまで出向いてフライを振ってるらしい。ルアーマンフライフィッシャー化計画は着々と進行中です。これでフライを巻きはじめれば、立派なフライマンの出来上がり。
　俺も来週はどっか行こう。もう渓流の禁漁も目前になってきました。シーズンが終わるのはいつもあっという間。

ＢＥＮＫＥＩ

　久しぶりに日本酒でも飲むか。。。。と思って、近くの某日系航空会社名の付いたホテルに入っているジャパレスに行きました。歩いて５分もかからぬところにあるものの、最後に入ったのは３年以上前か？　高いけど、まあまあマシな日本食のはずでした。

で、本日の夕食は、
６３ユーロの懐石；前菜、サバの汁モノ、刺身、天ぷら、寿司、デザート
これにビール一杯と日本酒１合を飲んで全部で８４ユーロなり。

食事はデザート以外は不合格。とても日本人のプロが作ったとは思えない不味さ。日本人だったとしても、おそらくはワーホリのバイトが作ったと見た。寿司カウンターに入っているアンちゃんも、見るからに。。。。。
和服を着て気取っているウェイトレスはまあアルバイトでもなんでもいとして、キッチンも相当に酷い事になってるんでは。

客も全然入ってなかったし、これでは長い事はないでしょう。以前は結構マシなところでしたが、何があったんでしょうかね。