長寿社会と云われて久しくなる。人生100歳時代の到来だ。
現世を生きている人は、「人生設計」を当初計画とは大幅に変えざるを得ない。
その結果がいま問われてきている。長寿社会に変わってきたからだ。
若い頃、人生65歳までは生きたいと思っていたが、当時は子供達が成人する年齢を想定していた。
八十路の坂を越して大病を患って、初めて長生きした実感が湧いてきた。
何人もの友人を失ってしまって、淋しい。
この先、何時まで生き永らえるのか、「神のみぞ知る」こととなってしまった。
人の誕生と死期は、己の意思では決められない。だとすれば、天命を待つよりほかない。
老いて、「生きる目的・目標」が必要となっている。何を生甲斐とするのか、迷うところである。
水 に 戯 れ る