ヒロノブログ

Swinging Popsicleのヒラタヒロノブのブログです。

楽器に宿るもの

2013-11-27 10:00:02 | Weblog



こちらは
年末チェッカーズのときに撮った
享さんの愛器
フェンダーのストラトキャスター。

このヘッドの色や
ロゴのデカールのはがれ具合からすると
60年代のものに見えます。

ところが1981年製で
チェッカーズのデビューのときに
手に入れたものだそうです。

ファンのかたにはお馴染みの
いわゆるチェッカーズのときに
ずっと弾いていたあのストラトです。

このストラトの年季の入り方は、
この楽器を弾き倒してきた享さんの愛情の証でありながら、
きっとチェッカーズのライブで
ファンのみなさんの声援や愛情を何度も何度も注がれてきたからこそ
このようなシブくてカッコいいルックスになっているのでしょう。

このストラトを撮影する僕を見た享さんは
「一緒のバンドやってんだから弾いていいぞ。」
と優しく言ってくれましたが、
この楽器に宿る何か神々しい雰囲気に押され
僕は弾くことが出来ませんでした。

人がいろいろな経験をして
顔はしわくちゃになりながらも
素敵で魅力的になっていくように、
楽器も同じく
その楽器が経験してきたこと、
その楽器を愛した人の情熱などで
音が魅力的になっていくのでしょう。



享さんのギターと
僕のギターの2ショット。
偶然にも同じ1981年製です。
もしかして同じ工場で産まれた同級生かもしれません。
年末チェッカーズにて32年ぶりの再会かも。笑






コメント
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