吸音材

スタジオに吸音材を貼りまくりました。
見た目がなんとも言えません。笑

壁が平行にある場所では音が多重反射を起こして
フラッターエコーという音響的な障害が起こってしまいます。

手を叩いたときに「パンッ！」という実音のほかに
「パヒーン」なんて反射音がそれです。

レコーディングスタジオのブースが変な形をしているのは
反射を逃がして音の明瞭度を保つ為です。

平行な壁の片側だけでも
こういった吸音材を設置すると効果があります。
吸音と音の散乱をしてくれるので
耳障りな反響が無くなりました。

リスニングする部屋にも貼ったところ
かなりスッキリしてしまい
少し寂しいくらいになりました。笑
しかし、これで音のモニタリングに関しては
正確なジャッジができるというわけです。

演奏や鑑賞には適度な反射があるほうが
気持ちよく聴ける場合がありますね。

吸音工事の業者のかたに聞いた話だと
吸音と音の散乱にはカーテンがとても有効的だそうですよ。
布が吸音してくれて、
カーテンの波が音を散乱してくれるとのこと。
部屋の向かい合う壁の片側だけ
つまり部屋を上から見ると
L時型にカーテンを設置するだけでもずいぶんと変わるそうです。

普段の生活ではあまり約に立たない話ですみません。。

ちーちーぱっぱ

大阪のアイドル「JK21R」のニューシングル
『ちーちーぱっぱ』のサウンドディレクションをさせていただきました。

レコーディングは機材やマイクを持参して
大阪まで行きまして、
メンバーのみなさんにはその場で
あれこれとやりとりをしながら
急遽様々なボーカルディレクションを再現してもらいました。
みなさんホントによく頑張ってくれました。

そしてこのCDが僕の誕生日に発売するという
なんとも奇遇なご縁までありまして
非常に楽しい１枚が完成しました。

1曲目の『ちーちーぱっぱ』は
大胆なホーンやシンセが鳴り響く
ハッピーでポジティブな曲。
アレンジャーには第一宇宙速度のサウンドプロデューサーの村上さんです。
お客さんの力もあってライブで盛り上がる曲に育ってきたようです。

2曲目『こんなに好きになるなんて』。
ライブでお馴染みのかわいいナンバーがついにCD化になりました。
実は以前にレコーディングが完了していたんですが
今回ボーカルを全て録音し直しまして
ミックスも新たに行い
曲に新たな息吹をもたらしました。
1〜2曲のミックスは九州男でも一緒にお仕事をさせていただいた遠藤さんです。

3曲目にはJK21Rと桃色革命のコラボユニット"フルーツバスケット"の曲
『果実の恋』も収録されています。
この曲のみ僕の作・編曲〜ミックスです。
キャッチーでスピード感あるポップスになっております。

作詞は全て朝の連続テレビ小説 「まれ」にも出演していた女優の柊子さんです。
『果実の恋』は現代版の『大輔・哲太のRock'n Roll』ともいえる内容で
僕のお気に入りです。



渋谷HMVでのリリースイベントにおじゃましまして
記念撮影させてもらいました。

発売した週はオリコンインディーズチャートのウィークリーで7位になったそうです。
おめでとうございます！

10月9日には秋葉原ZESTにて東京公演もあるそうです。

http://jk21.jp/schedule_detail/171009_0.html

みなさんよろしくお願いします。