下北沢ラプソディにお越しいただいたみなさん、
どうもありがとうございました!
ポプシ史上初となるトーク2時間、演奏1時間というレアなライブ。
1stアルバム収録の12曲しか演奏しないという企画でしたが、懐かしい話や脱線した話で盛り上がり笑いの絶えぬ楽しい夜になりました。
写真は我が家から発見されたデッドストックの1stアルバムのときの販促グッズのTシャツです。
こちらをジャンケン大会の優勝者にプレゼントしました。
手にして頂いたかたも
「デビューのときからファンで、、、家宝にします!」
と言って喜んで頂けて嬉しいです。
一緒に写っているのは今回のサポート陣、
ご存知キーボードの吉田くん。
そして先日のロフトでもドラムで参加してくれた高橋さん。
この日ははパーカッションとしてカホンをプレイしてくれました。
今回は初の試みであるプリプロ音源を試聴するコーナーを設けてみました。
プリプロとは、本番のレコーディングに突入する前に行うデモレコーディングで、
この作業でアレンジや音色作りを詰めて楽曲のブラッシュアップをしていきます。
当然プリプロはしたけれど、本番のレコーディングはされずボツになったという曲も多々ありまして、
今回はそんなボツになった音源を聴いて1stアルバムの頃の空気を感じながら、ビートルズのアンソロジー的にマニアックな楽しみかたをしていただけたらと思いました。
後にアルバム"HEAVEN"に収録される「Largo Largo」のシティポップ風アレンジバージョン「さわやか革命(仮題)」などは、まだ歌詞もなくラララで歌われている状態でしたが、1stのときにこういうアレンジだったのかと驚かれたのではないでしょうか。
そして、これも初の試みでした、ライブの最後の曲としてアルバムの最後に収録されている曲「昨日の夢」を藤島とシマッチだけで演奏してもらいました。
レコーディングされた音源がアコギと歌だけなので、ここは『今日はそれにベースを足した特別バージョンで!』なんて野暮なことはせずに、
アルバムのラストに収録された2人の雰囲気をそのまま再現してみました。
おかげで僕はライブの最後の曲でステージから降りて客席で聴くという初めての経験をさせて頂きました。
リハでの2人のステージはこんな感じでした。
この日は偶然にも懐かしい方々に会えることができました。
まずは長きにわたりポプシのドラムをサポートしてくれた角田くん。
この日は角田くんがメンバーのバンドRON RON CLOUのライブが近所のシェルターでありまして、わざわざ顔を出してくれました!
角田くんの素晴らしいプレイは「Change e.p.」「transit」「Go on」でも聴くことができます。
そして、この方無くしてはデビューは無かったかもしれないというスマイリー原島(中央)さんと、
ラプソディのオーナーの秋山さん(左上)!
原島さんプロデュースのポニーキャニオン制作のコンピレーション『INDEX~Girls Ambient Pop』
(収録曲「Friend of mine」「fly to the moon」)
がソニーの方の耳にとまりデビューと相成りました。
そのアルバムのディレクターを務めていたのが秋山さんです。
さらにさらに、
写真は撮り忘れてしましたが、
1stアルバムのレコーディングエンジニアの内藤さん、
当時のマネージャーの上田さん、
TFMのラジオ番組のライターの及川さんも駆けつけてくれました。
ありがとうございました。
20年以上前に出会った方々と今もこうして音楽を通じてお会いできるのは嬉しい限りです。
20年前にアルバムを出したときは、
こういったライブをやるなんて考えたこともありませんでしたし、
実際こうやって満員のお客さんと楽しい夜になったこと、
続けてきたからこそできる音楽があの夜に仲間たちと誇らしく鳴り響いて、
今もなお、このアルバムを愛してくれるみなさんがいることに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
ライブのチケット代は1stアルバムの発売当時の料金¥3,059と発表されていましたが、
端数はいただかず、当日お支払いいただいたのは¥3,000にしました。
何名ものかたが¥3,059ジャストで用意して頂いたことをスタッフから聞きました。
お心遣いありがとうございました。
また、雨の中ご予約された方が1名も欠席することもなく全員参加されたことも嬉しく思いました。
通常は約一割のかたがご予約されても来場されないことが多いものでして、、
ポプシのファンの方々は素晴らしいと感動しちゃいました。
また「HEAVEN」「Fennec!」とこういう企画ができたらいいなと思っています。
またぜひお付き合いください。