ポール・マッカートニーのライブに行ってきました。
ビートルズの音楽は奇跡です。
50年前に誕生して以来
気がつけば全ての人々の日々の生活のなかに
スッと入り込んでいる唯一の音楽かもしれません。
その人の人生のなかで
必ずやビートルズの歌に触れてきた瞬間があるはずです。
小学生の運動会で無邪気に「オブラディ オブラダ」で踊ったり、
中学の英語の先生がアコギで歌ってくれた「Let it be」を聴いて
古い音楽はクソだと思ったり、
Swinging Popsicleのアルバム"Fennec!"レコーディング中だった30歳の誕生日に
自分へのプレゼントにヘフナーのバイオリンベースを買ったり、
みんなそれぞれに
長く曲がりくねった人生と言う道を歩んできて、
今ここで人生の悲喜こもごもを共にした名曲が優しく力強く鳴らされるんです。
あの場所にいた5万人の人生を包み込んでいるんです。
涙。
ジョンもジョージもいないこの世で
ずっと歌い続けている。
71歳のポールが新しいアルバムを出して
現在進行形の音楽を鳴らし、
いつでも前進する姿勢と
われわれと仲間への愛と感謝、
そして
人生の素晴らしさを
音楽を通じで教えてくれる
素晴らしいライブでした。
ポール、
どうぞお元気で。
息子が就学したら必ずライブに連れて行きます。
シマッチがプレゼントしてくれたビートルズTシャツを着ていきました。
ポールには知らされたいなかったサプライズ。
「Yesterday」での真っ赤なサイリウム。