キラルベスト

先日リリースされたキラルベスト。
ニトロプラスキラルの楽曲が詰まった３枚組のアルバムです。

ワタクシは
ワタナベカズヒロさんの「Break the chains」の作曲と
木村世治さんの「the red road（Japanese Ver.）」のミックスをしております。

10周年記念につくられたベストアルバムだけあって
３枚組だけあってズシリと重く、
その重量以上に10年という重みを感じます。

ポプシのミニアルバムのほうも
ほぼほぼ完成です。

以前に録音してリリースされていなかった楽曲もありますが
年月が経ったぶんは今の気分でアレンジもミックスも微調整してます。

意外と「変わらない。」と言われているものって
時代の変化に合わせて微調整されてたりするものです。
本当に変わらないと人々の感覚の進化についていけず
逆に「変わった。」なんて言われることもあります。

今回のミニアルバムはポプシらしさを変わらずに出せた作品になると思います。
ミニアルバムに付いてくるDVDも普通のMVと違って
かなり楽しめる仕上がりになっていますよ！

幼稚園の先生

息子の幼稚園の先生を一日やってきました。

せっかくミュージシャンやっているので
楽しい音楽の授業をしようと思いまして
ギターを抱えて行ってまいしました。

僕がギターでいろんなコードを鳴らして
園児にはそれに合う表情を作ってもらったりと、
もはや音楽ではなく遊びのような感覚で参加してもらいました。

今回ばかりは
「みんなで歌を歌いましょう。」
とは言わず
「ライブやろう！」
ということにしまして、（笑）
カウントでの始まり方や
コール＆レスポンスなどを盛り込み
そして園児をあおり、（笑）
音楽を通じて大人気なくこちらも遊ばせてもらいました。

参加してくれた園児の記憶に残る授業になっていたら嬉しいです。

レビュー

ラーメンのネタ連投ですみません。
先日北千住の名店「音」へ行きました。

そのときにラーメン仲間の友人のLINEに送ったラーメンレビューをそのまま載せます。
ミュージシャンならではのレビューながら
ものすごくくだらないです。笑

✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩

まず一口めから煮干しのリフが始まります。
音色は凪のような歪感は無く、
良いケーブルを使ってきちんとギターの音がするセッティングです。
苦味や雑味がなく鶏のスープのクリーミーな甘さがあって、
コーラスをかけたES335のフロントピックアップの音です。
麺の食感はシンプルな8ビートですがスネアのチューニングが抜群です。
煮干しの2拍目と4拍目にしっかり絡むグルーヴです。
ちょっと煮干しの低音がブーミーになるところはありますが、
鶏団子には大葉や梅が練りこまれ、
16小節食べ進んだときにこれを頬張るとBメロが現れます。
煮干しがウォールオブサウンドのように壁をずっと作っているので
サビのインパクトはあまり感じられませんが、
そういう意味ではこのラーメンはサビ始まりの曲です。
やがて薄く刻んだ柚子を口にしたときが大サビです。
4小説の短い大サビですが転調するので景色が変わります。
ラストのサビは大サビのおかげで気持ちが入りますが、
サビ始まりの曲ゆえに少しリピートが多い気がしました。
アウトロのスープは煮干しのリフがまた戻ってきてダブルトラックになっているような重厚感があります。
アウトロはもうちょっと短くてもいいかな。
さらにスープに御飯を入れてダシをしっかり絡めて骨の髄まで舐め尽くすような
ギターソロをリプリーズするアレンジもあるそうです。
自分は3分間ポップスが好きなのでこのロックなリプリーズは要らない感じでした。
全体的にチューニングも良く、位相も良かったのでメロディがしっかり伝わる良曲でした。
ただチケット代が990円なので
スパゲッティ並みの外タレ価格なので
邦楽アーティストくらいの価格設定だと嬉しいところ。

ストロングスタイル

お茶の水の名店「大至」へ。

見た目も味も値段も絵に描いたようなラーメンでうなってしまった。
ディス・イズ・ザ・ラーメン。

基本がしっかりしているからブレない。
あ～こういうことは全てのことにおいて大事だなぁと
しみじみ思いながらいただきました。

発明のような音楽がもてはやされる昨今
名曲のど真ん中を射抜くような音楽は
やはり人の心をつかむと信じたい。
そんな気持ちにさせるラーメン。
素晴らしかったです。

なんでも店主はハックルベリーフィンのタケニイと友達とか。

きっとココの店主は
バンドやらせてもイイ演奏すると思います。
余計なプレイはせず
的確なリズムギターを弾くでしょう。