大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改10

2008-09-07 14:10:43 | マップレビュー(新戦略モード記事)


61ターン目~65ターン目
ヨーロッパ
61ターン目、夜明けとともに空挺降下開始。基地からの移動が遅すぎたためにあまり奥地にまでは移動できませんでしたが、ブリュッセルにいる部隊が少なかったために、ブリュッセルをほぼ完全に制圧してラファールDを鹵獲できました。
ただ、これは僕が狙っていた戦果ではありません。次から空挺部隊を使う時には4,5ターン前には目標付近に移動させておく必要がありそうです。スペイン、イタリア戦ではこの点も考えた空挺作戦を行おうと思います。それから、航空機の長距離機動には基地から目的地までの距離が重要になってきますね。XY座標から距離を導き出すプログラムもあると便利かなぁ、と思っています。
空挺部隊降下によってルクセンブルクの状況が把握できるようになったので、その後の主力部隊進撃はそう難しくありません。唯一の問題点はロランの数が多くルクセンブルクでのF-35Aの活動が不活発なこと。これとて空挺部隊の対戦車ロケット、ストライカーのミサイルでロランを優先的に狙わせているので数ターンくらいたてば解決するでしょう。
カレーにいるヘリボーン部隊はパリを目指して進軍するのも面白いですが、火力兵力ともに不足しているのでアミアンあたりで防御しておきます。それからブリュッセルの降下した部隊は機動力が不足しているので主力部隊到着後にアムステルダムへ撤退。パリ攻撃は主力部隊と航空機の共同攻撃で行います。
63ターン目、主力部隊右翼の先鋒はブリュッセルを通過してフランス国内に侵入しました。しかし、敵主力と対決することとなった左翼は進撃速度が遅め。それでも、65ターン目にはルクセンブルクを占領しました。
夜明けまでに戦力を補充し、夜明けとともにパリへの攻撃開始です。


対オーストリア戦線、敵部隊が多く防戦は非効率的なので攻撃に出ることにします。フランス、トルコへの攻撃に加え、三正面作戦となります。普通なら絶対に避けるべきことですが、収入25万を超えている状況なら何とか耐えられるでしょう。
第一目標はチェコ。とりあえずここを占領してポーランドに向かう部隊の側面を叩ける状況に持ち込みます。ベルリン-チェコにいる部隊は見た限りでは大して多くありません。航空爆撃の後の地上部隊進撃、という基本戦法で挑めば勝てるはずです。
予測通り、65ターン目にプラハを占領できました。しかし、ここからウィーンへは道。部隊数で勝っている可能性の高い我が軍としてはあまり通りたくありません。ミュンヘンへも手を伸ばしてみたり、いろいろしながらうまい具合に戦力を集中できる進撃路の組み合わせを探してみます。

同時に基地も建物のなく守りづらいポーランドは無理に全域を守る必要もないと気づいたため、ベルリンやワルシャワからの航空支援の受けやすい地点まで後退させることにしました。
対トルコ
スコピエを占領してMLRS*2を鹵獲、65ターン目にはポドゴリツァも占領して包囲網が完成しました。戦況はこちら有利に見えます。
ただ航空部隊の補給によって航空機(特にE-3など偵察関係)の追加生産が難しいこと、49ターン目からの激戦でほとんどの部隊の疲労度が30以上になっていることなどから実際には苦しい、緊迫した戦闘の連続です。
COMのことだから第一線を突破すれば敵の抵抗は激減する、と読んでの作戦だったのですが、トルコはセルビアから部隊を回して素早く第二戦線を構築してきました。その結果の思わぬ長期戦となりました。
なんだかんだで3.0の思考ルーチンはしっかりしているところがありますね。2.0DXの感覚で挑むと危険ということを思い出しました。


トルコ首都上陸艦隊、陣形も作られ、あとは首都へ向かうだけとなりました。上陸時の損害を減らすため上陸は夜間に行います。その先鋒として65ターン目、リンクスに搭載した空中機動歩兵がイスタンブールに降下しました。
軍資金 31795433405623364020638750064090991
相 場 70%70%70%70%70%
生産部隊
チャレンジャー2改(61ターン目)
特殊部隊*1(61ターン目)
センチネルR.1*1(61ターン目)
F-35A ライトニングII*6(64ターン目)
チャレンジャー2改*1(64ターン目)
シミター*1(64ターン目)


空挺部隊、今回は初めての空挺作戦ということもあり失敗気味でしたが、それでも予想以上の効果を上げてくれました。攻撃前の空挺降下は大規模攻撃前の定石になるかもしれません。
空挺部隊投入の利点としては、
 1、敵後方の様子がわかる
 2、敵戦力を引き付けられる
 3、補給線の寸断
の3点が挙げられます。
1の敵後方の様子はいざ戦闘となるとかなり重要です。しかし、後方の様子を探れるのは偵察機か空挺部隊くらいしかありません。しかも偵察機はすぐに撃墜されることが多く、継続して情報を得ることは難しいです。長期間後方の様子を探れるのは空挺部隊くらいしかないんじゃないでしょうか。
2の敵戦力の吸収も主力部隊の損害を抑える点でありがたい効果です。今回は戦車*3、攻撃ヘリ*1、自走砲*2などが空挺部隊に向かってきました。戦車が3部隊も前線からいなくなってくれるのは大きいです。
なお、向かってきた敵は歩兵や戦車駆逐車の対戦車火器と航空爆撃で撃破できるので、敵戦力を減らすことも十分に可能でした。
3の補給線の寸断、今回は上手くいきませんでしたが、理論上は可能なはずです。包囲がいかに地上部隊の能力を殺ぐのかは前回のマップでわかったことですし、うまくいけばかなりの効果をもたらしてくれるものかと思います。

まぁ、上にも書いたとおり今回の作戦は失敗気味。これからスペイン戦などでも機会があれば行って、うまい投入地点、投入戦力などを調べることにします。

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2 コメント

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空挺作戦、結構重宝しますよね (LAH)
2008-09-08 16:43:41
私も多用しましたが仰るとおり勢多さんが纏められた3点に集約されると思います。後補足として辺境の敵陸軍基地などに奇襲空挺作戦を敢行して敵施設の制圧を行う、事が出来るのも利点かと。近くに港があって補給路が繋がっていればそこから侵攻部隊生産も可能ですしね。今まで着上陸侵攻作戦ばかりに気を取られていましたが空挺部隊による奇襲作戦も研究する価値がありそうです。

これでまた3.0の楽しみが増えましたなぁ。
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敵施設の制圧ですか (勢多)
2008-09-08 18:57:25
なるほど、そういえば僕のほうでもヘルシンキを占領する時なんかはその目的でした。港が近くにあるなら整備に時間のかかる上陸部隊より空挺部隊のほうが便利ですよね。時間があったらあとで付け加えときます。

空挺部隊はどこに来るか予測はほとんど不可能ですから、敵の防衛体制の隙にうまく降下させれば大戦果をあげてくれそうです。地上部隊と航空部隊の連携を中心に戦法を考えてきましたが、ここまで便利だとその中に空挺部隊も追加する必要がありそうですね。

空挺部隊、航空部隊、主力地上部隊の3つを上手く連携させられたら今以上に難しい作戦も行えそう。そのためには慣れるしかないでしょうねぇ…
おっしゃる通り、PF3.0の楽しみが増えましたな。
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