大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-14

2009-06-16 18:28:16 | マップレビュー(新戦略モード記事)
LAH氏のご指摘を受けて、レイアウトを(外見はなるべく変えずに)変更しました。タイトル部分が変更したことが一番わかりやすい部分だと思いますが…まぁこのブログのタイトルなんて気にしてる人は少ないでしょうから分からないかもですね。


編成に関しては前の記事も合わせて見てください。
…軍団予備の2個旅団、通常は師団に1個ずつ配属して使っているんですよねぇ… 4単位のほうが融通は利くし。とすると、軍団予備はなくし、各師団を4単位師団に変えるべきでしょうか… このあたりはまだまだ改良の余地がある部分ですね。

71ターン目~75ターン目
シリア戦線
アレッポ攻防戦
71ターン目のシリアのターン、アレッポの陸軍基地は破壊も占領もされませんでした。生産した部隊もすべて無事だったのでこれを出撃させ、戦線を一気に移動させることに成功。おなじターンにモースルの陸軍基地も陥落し、長く続いたシリア戦線も終盤に入ってきた感じ。


ダマスカス・ベイルート攻防戦

73ターン目のシリア陣営。どうやらよりアレッポに近いベイルートで陸軍を生産して、部隊を北上させているようです。もともと首都周辺にいた戦力も、新規に生産した戦力も、ほぼ全てアレッポから南下するトルコ軍の迎撃に使っているようで、ダマスカス(シリア首都)がガラ空きに近い状態となっています。
首都攻略だけを目指しているこちらにとってはかなりありがたいことです。敵の虚をつける可能性もあるので、バクダット方面の部隊の西進を73ターン目から始めました。


75ターン目終了時のシリア戦線。流石に首都に近づくと首都にも防衛部隊が見えてきました。でも戦力的にはこちらの方が上だし、北からの部隊を退けてもすぐ東から第二陣がくることになります。まぁダマスカス陥落は必至でしょう。

ちなみに、今までずっとこちらの空軍を押さえつけ、牽制し、間接的に陸軍を支援してきたシリア空軍はほぼ壊滅。キプロスに残存部隊がいくらかいるようですが、もう大した戦力ではありません。
最後のほうはMiG-25の生産をやめ、MiG-21と攻撃ヘリを主に生産していたように思えます。予算が少なくなってきたから安価な兵器で数を増やそうと思ったんでしょうな。不満はいろいろある生産ルーチンですが、この点に限ってみればいい判断をしたと言えるでしょうね。


対ロ戦線
カザン攻防
一度侵攻部隊を追い返したものの、再び敵部隊が侵攻。相変わらずこちらの倍近くの戦車隊が押し寄せてきています。また、今回は対空SAMがいるので攻撃ヘリや爆装F-35Aで一方的にダメージを与えることも不可能。
MLRSによる射撃などである程度数を減らしましたが、防衛を続けるのはこちらにとって+にはなりません(ーにもならないですが)。そのため、こちらから攻撃してサラブルを占領する計画を立案、発動しました。

サラブル攻撃作戦・概要
あとで包囲殲滅を…とか考えていましたが、徐々に状況は悪化しつつあるのでサラブル占領のための作戦を発動することに。参加兵力は作戦発動はカザン方面を担当する1個師団+上位部隊である軍団から引っ張ってきた1個旅団の4個旅団で、73ターン目、夜明けとともに行います。

・作戦概要
白い枠は1個旅団を表します。

最初の布陣ですが、敵に対して両翼がちょっと出た、弧を描く(逆ハの字)のような形で布陣させます。そして、予備となる1個旅団は中央の後ろに。ここに書いてはいませんが、MLRS*2,K-9*2からなる火力部隊は中央と右翼の間にきます。

1、道沿いに攻撃
敵は一度西進し、その攻撃が破砕されると、今度は再びカザンへの最短ルートとなる道沿いに攻撃してきました。そのため、この道沿いに攻撃、というのは、双方が攻撃する遭遇戦のような形となります。主力とぶつかる可能性がありますが、こちらが制空権を握っていることを考えると、敵の第一線は突破できるでしょう。
しかし、敵の第二陣(後方の戦車隊)が出てくると攻撃は破砕とまではいかずとも、停滞するかもしれません。その場合は"2"に移ります。
もしそのまま突破できたら、予備を投入して一気に決着をつけ、この作戦を終了させます。

2、左翼から攻撃
もし1段階目の攻撃が停滞した場合、火力部隊を動かして左翼からの攻撃に移ります。1段階目の攻撃が停滞したとしても、敵の目は道沿いに行われている攻防に行き、戦力もそちらに回っている可能性が高いです。その隙を突くように反対側から攻撃、突破を狙います。
サラブル西方の丘陵地帯を抑えられれば、そのまま直進すると平野部に出れるので、丘陵地帯を抑えてしまえば突破はそれほど難しくないはず。なお、丘陵地帯には砲兵陣地を作り、戦域一帯へ支援射撃をできるようにするつもりです。

3、予備部隊の投入
"2"が成功したらそちらの後続として、予備部隊を投入する。これは先鋒の側面防御とするつもりですが、もし先鋒が消耗している場合それを超越して攻撃させることも考えています。

4、殲滅
"1"で突破したにしろ、"2"で突破したにしろ、サラブルを抑えられれば小さな包囲網が完成するはずです。なのでそれを一気に殲滅します。


サラブル攻撃作戦・作戦経過

上画像のような陣形、兵力で攻撃することとなりました。時間不足で逆ハの字というよりは南東から北西への直線のような陣形となってしまっています。できればあと1ターン攻撃準備時間が欲しかったですが、貴重な昼間を1ターン使うのは問題だと判断したため、このまま攻撃開始。
最初に攻撃する右翼部隊1個旅団は、今までの戦闘で数を減らしており、突破力の不足が心配されます。しかし、こちらの攻撃は成功したら良し、成功しなければ次の案へ、程度のものなので特段問題ではないはず。それよりも決め手となる可能性が高い左翼旅団の損害ほうが重要となります。

航空戦力に関しましては、攻撃ヘリは今までの防衛戦でかなりの数がやられたものの、まだ6部隊は残っています。定数より2部隊少ないが十分強力な打撃力です。爆装F-35Aは73ターン目に3部隊、74ターン目に5部隊を投入できました。

まずは、右翼旅団が攻撃開始。攻撃と言っても陽動に近いものなのでこちらの被害を極力抑えるべく、砲兵と航空部隊に戦車の相手は任せ、戦車、機械化歩兵部隊は対空SAM狩りを主任務とさせるようなものです。


この攻撃に対して、ロシア軍は現有戦力で右翼の守りを固め、左翼で戦車*2などによって攻撃に出てくる、という対応をしました。そのほか、傷ついた部隊から何から全てを使って前線を作り、これ以上の戦線の崩壊を防ぐような構えを見せています。
攻撃する方に戦力を集中するかと思っていたので意外でした。陽動はその他の部隊が敵に見つかっていない状況でのみ通用する戦術なのかもしれません。

サラブル駐留ロシア軍の反撃のほかに、ウファ側の岸(対岸)にいる敵砲兵からの砲撃を喰らい、右翼部隊の戦車数が9両とあまりに少なくなってしまいました。なので、カザン占領時に鹵獲していたT-80Uを右翼に投入して補強。そのまま右翼方面への圧力を強め、そこで待機。
サラブルにはT-80U*2、2S25*2がいます。その他砲兵などもいることを考えると、攻撃ヘリも投入すれば突破は十分可能ですが、かなりの被害が出るでしょう。それに、現在キーロフ方面にいるトルコ軍がロシア軍戦車隊に圧迫されており、その対策として攻撃ヘリ*2、3は残しておきたいところです。これらの理由から、右翼でのさらなる進撃はかなり難しいです。

第二段階に移行するタイミングは、サラブル周辺にいる戦車隊がサラブルを離れ、丘陵部あるいは森林に入ったが最も望ましいと思っていたのですが、サラブルの戦車隊のうち2部隊はサラブルを守ることを目的としているらしく、まったく動こうとしません。
迂回はできない、おびき出すことはできない、しかも相手は続々とウファからの増援をもらって勢力を蓄えている、なら早めに正面から粉砕するしかないだろう、という結論になり、75ターン目、予備も中央に投入して全戦線で攻撃に出ました。


強行突破に出てみてわかったのですが、敵戦力はかなりのものみたいです。戦車数だけでこちらと同等程度はいるでしょうし、自走砲、自走ロケット砲による火力支援も出来ています。また、少数ですが空軍も上画像の白丸のように出てきました。
特につらいのはペルミなど北を通っていた部隊の一部がサラブルに増援としてきているらしいこと。これではサラブルを落とせても南下してくる部隊とは戦わざるを得なくなり、それらと戦うとなるとサラブル対岸のロシア軍砲兵から砲撃を受けてしまいます。それではサラブルを落とす意味はないも同然です。

いったん退くべきでしょうね。サラブルを落とすことは可能だと思っていますが、維持できるかどうかは結構怪しいところです。それよりは、サラブルからカザンへロシア軍に攻め込ませ、途中にある森や丘陵地帯にロシア軍が来たところでMLRS、K-9の砲撃で仕留める方が効果的でしょうか。敵は道路のない丘陵、森林地帯にいるのですから思うように移動はできず、長時間射撃されることになるはず。これで被害を与えつつ、アクチュビンスクなどの攻略を待つべきでしょう。

この防衛計画の作戦案と次期攻撃作戦の作戦案は次のレビューにでも。


サラブル攻撃計画・まとめ
・反省点、作戦計画の問題点
陽動的な性格を持つ右翼部隊からの攻撃ですが、冷静に考えてみると、前回サマラ攻撃後の反省で、"内線の態勢をとる敵に対しては陽動の効果が薄い"と書いていましたね。今回もロシア軍は内線の態勢をとっていました。
前作戦の戦訓も忘れて作戦立てて、しかも偵察も今回あんまりしっかりやってなかったし…まぁ上手くいくはずもないですな…馬鹿やりました。

・その他問題点-砲兵対策
前線に戦車隊は出ており、それは随伴歩兵もおらず、突出しているだけなので簡単に撃破できますが、これを攻撃すると次のターンにはサラブルの砲兵から砲撃を受けます。この砲撃、自走ロケット砲*3,4から一気に食らうので戦車と言えど無視できない損害を被ります。これに関して、何かしら対策を立てないといけないでしょうね。


キーロフ南方

上画像は前のサラブルへの総攻撃時の画像とおなじものです。ブログの容量はできる限り少ないくしたいんで、流用させてください。
キーロフからは10部隊近い戦車がこちらの2個旅団に襲いかかってきていたのですが、正面攻撃しかしてこなかったので、6部隊の戦車の集中と、K-9による支援砲火で特に問題なく防衛していました。
しかし75ターン目になって3部隊が西の丘陵地帯を通って包囲機動を行ってきました。その後は攻撃ヘリとM-42で迂回してきた部隊を撃破、危険な状況にはなりませんでした。

ちなみに、キーロフの周辺に機械化歩兵が見えますが、この機械化歩兵は見事に(?)戦車隊の行動に追従して、中都市キーロフ(トルコ軍が占領していた)を占領しました。COMのルーチンの進歩、または機械化歩兵の重要さを示す出来事かもしれません。

数的に劣勢なこともあり厳しい戦況となりつつありますが、ここを下がるとカザンーサラブル間で戦っている師団の背後に回られてしまうので下がるわけにはいきません。まぁ機動防御の準備が整ったら下がってダメージを与えるつもりですが。


サマラ/アティラウ方面
アティラウでは、敵は迂回するように我が軍の右翼を進撃することが多くなりました。こうなっては1個旅団で防ぐのは無理なので、師団予備の1個旅団を投入して戦線を支えています。予備に関しては、軍団単位の予備が1個旅団アティラウにいたのでそれを投入して予備としておきました。

サマラ方面では、応急的な防衛線の構築が終了。あとはゆっくり部隊の再編を進めて、アクチュビンスク、ウファの順で攻略するだけです。74ターン目に弾道弾によって補給線が断たれたのでちょっと遅くなりそうですが…


ワルシャワ、ケーニヒスベルク方面
戦力再編中が終わりました。計画ができ、攻撃配置ができ次第、ドイツに対し、攻勢をかけられるはずです。


71ターン目のベルリンの状況。全体的に東部戦線のドイツ軍は両翼に戦力を集中し、中央が空いたような形になっています。また、重武装司令部の長距離SAMは弾切れを起こしているようです。最盛期のロシア軍によってですかね?
こちらの目標はベルリンの占領、ならば両翼を一部の戦力で拘束し、中央突破を図るべきでしょう。よって助攻には各翼に2個旅団ずつ使い、主攻に4個旅団を使う感じとなるでしょうか。今、戦術などに関してはいろいろ調べているところなので、詳しい作戦案は調べ終わった(はず)後に書く次のレビューで。



対伊戦線
71ターン目に再編が終了しました。とりあえずエリカの海軍基地とリュブリャナの陸軍基地の占領を目指し進撃を開始しています。
これ以降ローマまでは隘路の連続となるため、F-35Aなど、攻撃機の増産が必要となります。これは、シリア戦線終了後、この戦線に使える部隊を確認しつつ生産していこうと思っています。




3055575/77%3190799/70%?/??/??/?
生産部隊

RF-4*9(71ターン目)
F-35A*1(71ターン目)
M-42*3(71ターン目)
MLRS*1(71ターン目)
K-9*3(71ターン目)
工作部隊*1(71ターン目)
補給車*1(71ターン目)
F-35A*1(72ターン目)
AH-1W*4(72ターン目)
レオパルド2*7(73ターン目)
AIFV*2(73ターン目)
戦闘工兵*2(73ターン目)
K-9*2(73ターン目)
M-42*1(73ターン目)
補給車*1(73ターン目)
コブラARSV*2(73ターン目)
工作部隊*1(74ターン目)
レオパルド2*1(74ターン目)
M-42*3(74ターン目)
K-9*1(74ターン目)
コブラARSV*3(74ターン目)
補給車*3(74ターン目)
RF-4*6(75ターン目)
工作部隊*1(75ターン目)
K-9*2(75ターン目)
AIFV*2(75ターン目)
M-42*1(75ターン目)
戦闘工兵*1(75ターン目)