大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-13

2009-06-01 18:07:17 | マップレビュー(新戦略モード記事)
新編成
大幅に変更しました。戦車は3部隊1組を基本とするなど、部隊の構成比率はあまり変わっていないですが、その組み合わせ方がかなり変わっています。それに伴い、呼び方も大幅に変更しました。
部隊数的には、今までの師団が軍団に相当し、今までの旅団が師団に相当するような感じになっています。旅団は、今までの旅団*(1/2)って感じ。
大まかに言って、軍団ー師団ー旅団、という順な指揮系統(?)となっています。軍団に直接所属する旅団はその方面の予備兵力となります。この辺の考えはHoI3の開発日記にあったものをそのまま大戦略に応用してきたものですね。非常にわかりやすく、簡単に予備兵力という存在を生み出すことができる考え方だと思います。

編成詳細
旅団(9)
 ・偵察車*1
 ・戦車*3
 ・機械化歩兵*1(2)
 ・自走迫撃/榴弾砲*1
 ・対空車両*1
 ・補給車*1

師団(35)
 ・3個旅団(27)
 ・機械化歩兵*1(2)
 ・自走榴弾砲*2
 ・自走ロケット砲*2
 ・大型補給車*1
 ・工作部隊*1

軍団(100)
 ・2個師団(70)
 ・2個旅団(18)
 ・攻撃ヘリ*8
 ・輸送ヘリ*2(4)

前回、これへの再編成はすぐ終わると書きましたが、部隊の組み合わせ方を大幅に変えているので、再編に予想以上に時間がかかっています。対ロ戦線と対伊戦線で攻勢に出るのは73ターン目くらいになりそう。


>66ターン目~70ターン目
シリア戦線
アダナーアレッポ上空航空戦
アダナ上空へ向かおうとする敵機と空中戦。66ターン目には航空機、ヘリ合わせて20部隊ほどのシリア空軍を発見。その後も毎ターン10~20部隊位の敵航空機部隊を発見しています。MiG-25が鬱陶しいですが、それ以外は簡単に撃破できるのでどんどん撃破できています。
これによって、こちらの地上部隊を守ると同時に、空軍に敵の予算を割かせることで、敵の陸軍生産を妨害も出来ていると思います。シリア軍の部隊数は大幅に減少していますしね(後述)。

この航空撃滅戦のなかで、前の記事に出てきた錬度BのMiG-25は今までに3部隊全滅させました。こちらの被害もかなりありますが、それに見合うだけのダメージを確実にシリアに与えているはず。

アレッポ攻防戦
陸軍はアダナ方面と、マラトヤ方面からの2正面からの攻撃でアレッポを目指しています。
隘路での戦闘は、可能な限り火力を一点に集中することがその他の地形よりはるかに重要となります。そのため、68ターン目に稼働したアダナの陸軍基地を使って、ATACMS*4を生産。さらに、67ターン目から対地攻撃用のF-4Eの生産を開始。
今までの攻撃作戦では、敵機は大した数はいなかったので数部隊で地上部隊の上空だけ守り、その他の部隊はすべて対地攻撃PACKにして地上部隊を援護できました。しかし、今回はシリア空軍が結構強力なので対地攻撃用には別にF-4Eを生産し直さねばなりません。空軍の存在は直接的なダメージを与えられなくとも大きいものがありますね。

アレッポ攻略に失敗すれば結局はマップ開始当初と同じ状況のまま膠着、ということになりかねません。なので、現在ある地上部隊1個師団(旧編成)、航空部隊、全てをすり潰してでも攻略するくらいの覚悟で攻撃に臨みます。アレッポを攻略すればそこで補充、戦力再編が可能なので戦力をほぼ全て失ってもなんとかなるはず。


70ターン目、前線の戦車隊は主砲の弾数が0~1にまで減り、10機編成の部隊はいないくらいにまで消耗したものの、アレッポを確保し稼働させることに成功。即座にレオパルド2*11とMLRS*1を生産しました。
このあと1ターン、アレッポを奪回されないか(破壊されないか)がシリア戦線の行方を決めることになりそう。

バクダット西方

一時期はモースル(左上の陸軍基地)までのヘックスほぼ全てを埋め尽くすようにシリア軍がいましたが、アダナ、アレッポ方面の後退によってそちらへ戦力を回さなければならなくなったからか、部隊が少なくなっています。
この機会を逃す必要性もないのでモースルへ進軍開始。モースルを奪えばユーフラテス(フラト)川以北の部隊は寄るべき基地を失い孤立したことになるので殲滅はかなり楽になるでしょう。
そしてこのあたり一帯を制圧できれば、あとは側面の防御などに気を取られることもなく、シリア首都を目指して進軍するだけとなります。ようやくシリア攻略への確実な(ギャンブル性の少ない)道筋が見えてきました。

シリアの部隊数
一時期シリア軍は750以上の部隊を持っていましたが、69ターン目についに350部隊を割りました。これによって各戦線に十分な部隊がいきわたらなくなっているのであればこのあとの展開はかなり楽ですね。

ただ、70ターン目、MiG-21を主力として15部隊前後の固定翼機がこちらの戦闘機隊に飽和攻撃を仕掛けてきました。
今までMiG-21はあんまり見かけなかったので、損害が増大したのを受けて生産した航空機部隊なのでしょうか。または今までバクダット方面で戦っていた(首都上空の防空とか)部隊を地中海に転用した可能性もありますね。どちらにせよ、数ターンにわたってかなりの被害を与えたにもかかわらず、シリア空軍はまだトルコ軍を脅かせるだけの戦力を保持していることだけは確かです。
まだまだ油断はできませんね。

対ロ戦線
カザン
サマラ戦線からの撤退を67ターン目に終え、その後は新編成に再編中。
敵と戦いながらの再編のため、結構苦戦していますが、70ターン目にはもう大体終わりました。


69ターン目のロシア軍カザン侵攻部隊。前の記事の最後から今回の記事の最初(63~67ターン目あたり)はカザン前面にかなりの圧力がかかっていたのですが、68ターン目ごろになって圧力が弱まっていました。
戦力が枯渇寸前までいったのかな?、と考えていたわけですが、上画像の通り南から西へ攻勢軸を移動させた模様。このままニジニ ノヴゴロドとシャフニャの間を断たれたりすると2個旅団(新編成の、すなわち18部隊)が孤立してしまうなど危険な状態になります。
 
最初は驚いて対応に困ったものの、1日置いてじっくり考えた後、戦力再編中とはいえ、F-35A爆装型とAH-1Wは普通に攻撃させることができることを思い出しました(こんなことを1日たたないと思いだせないあたり、相当疲れてたんですかね)。
そんなわけでF-35AとAH-1Wの攻撃で敵の先鋒をほぼ壊滅させることに成功。対空兵器が抵抗していますが、序盤のアダナ攻防で得られ戦訓でも明らかなように、対空兵器は抵抗以上のこと、すなわち制空権の確保はできません。

敵を突破するよりは困難な地形を克服する方が成功率は高い、とも言いますし、西進してトルコ軍を分断するという狙いは良かったと思います。しかし、現代戦において航空優勢を持たずに攻撃をかけるのは無謀でしょう。
敵空軍は何をしているのでしょう? モスクワ陥落から20ターン前後、もう充分敵空軍は戦力を回復している、と見るべきだと思います。
今攻撃に出ている地上部隊はトルコ軍の攻撃準備を遅くするための時間稼ぎでしかなく、ロシア軍主力はエカテリンブルク、チェリャビンスクで着実に戦力を蓄えている。だから攻撃にも防御にも重要な役割を果たす航空部隊は時間稼ぎには投入しない、とか…そういう考えたくもない事態も想定できますな。"最良を望み、最悪に備えよ"と言いますし、そういう嫌な事態も想定して動いていくべきですかね。

サマラ

サマラ陥落によって孤立した部隊に対して66,67ターン目で総攻撃を仕掛け、掃討に成功しました。
あとは新編成への再編だけですが、アクチュビンスクとウファからの敵の攻撃を受けながらのため、かなり手間取っています。第一梯団は正面突破でも簡単に突破できますが、第二梯団との連戦はやっぱりきついですなぁ…
基地があるからいいものの、なかったら絶対に耐えきれていないでしょう。後方に攻略後の前線維持用の部隊を置いておくべきでした。

アティラウ
新編成に再編中です。この5ターン、特段動きはありませんでした。


唯一起こった面白いこと。右端のエンバ川に注目。工作部隊がひたすら下流に向けて橋を設営しています。つながったところで部隊を送り込み、側面からこちらの部隊を突くつもりでしょうか? そうだとすれば迂回機動をCOMがやることになるわけで非常に怖くもあり、面白くもある事態です。

今は放っておいて強力な敵部隊が来たらある程度引き込んでから橋を落として孤立させることにします。今破壊してもいいですがそちらのほうが戦果は大きいでしょう。敵が来なければこちらが侵攻用のルートとして使ってもいいでしょうな。隘路での戦闘ですからなるべく侵攻ルートは増やさないと。

あとは、MiG-25Rはここに今度持ってきました。アクチュビンスクにも敵空軍はいないと考えられるのでMiG-25Rはかなり活躍してくれるはず。

ワルシャワ
66ターン目にワルシャワの占領を開始。69ターン目に完了しました。

グダニスクを占領したところ、スラヴァ、ネウストラシムイ、アドミラル・ゴルシコフの3隻を鹵獲。残念ながらスラヴァ以外は撃沈されてしまいましたが… スラヴァは対艦戦においては大戦略で最強クラスに位置する船。イギリス上陸戦では役に立ってくれることでしょう。
これを鹵獲、港から出向させた時点で進軍は停止。あとはドイツ軍がロシア軍を掃討していくのを眺めつつこちらは戦力再編(新編成への変更)を行います。

・ドイツ軍主力?

ドイツ軍先鋒を発見。戦車*3に機歩兵*1が前線部隊。その奥に砲兵って感じですかね。砲兵の数が多すぎな気がしますが、補給が切れている相手と戦っている以上むやみに戦車で近接戦を挑むより砲兵で確実にアウトレンジしていったほうが被害は少ないでしょうから、失敗とも言い切れないでしょう。

ロシア軍も物資不足ですが、ドイツ軍も弾道弾の影響で物資不足の模様。戦力再編してから一気に押せばベルリン陥落もそんなに難しくはないかもしれませんね。グダニスク方面に主力を派遣している(まだウッジが占領されていない)ようですから、ワルシャワ、ウッジ方面から敵主力の側面を突きつつベルリンを狙うのが効率的でしょうか。


その他
・対伊戦線

再編成にかなり手間取っていますが、70ターン目にはある程度終わりました。
手間取った理由としては、再編に使った地帯の地形が厳しく、狭かったからです。再編中に敵の攻撃を受けたとかは全くありません。


軍資金/相場2634479/70%2779926/70%2819652/77%2882613/70%3018367/70%
生産部隊
RF-4*3(67ターン目)
F-35A*4(67ターン目)
F-4E*6(67ターン目)
KC-135*3(67ターン目)
M-42*4(67ターン目)
コブラARSV*4(67ターン目)
レオパルド2*6(67ターン目)
K-9*3(67ターン目)
プレヴェゼ*4(67ターン目)
RF-4*6(68ターン目)
F-35A*4(68ターン目)
F-4E*6(68ターン目)
K-9*6(68ターン目)
M-42*2(68ターン目)
コブラARSV*3(68ターン目)
レオパルド2*2(68ターン目)
補給車*1(68ターン目)
ATACMS*4(68ターン目)
レオパルド2*2(69ターン目)
K-9*5(69ターン目)
M-42*6(69ターン目)
補給車*2(69ターン目)
コブラARSV*1(69ターン目)
AIFV*1(69ターン目)
戦闘工兵*1(69ターン目)
RF-4*6(70ターン目)
F-35A*10(70ターン目)
B-737*1(70ターン目)
KC-135*4(70ターン目)
レオパルド2*11(70ターン目)
MLRS*1(70ターン目)
K-9*2(70ターン目)