クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

PC版テンプレート画像は
朽木屑を運ぶオレゴンルリクワガタ♂

高山性のクワガタムシ・9

2018-08-13 15:16:38 | ブナ帯のクワガタムシ全般

2018年8月4日・12日

山地帯でクワガタムシを探してきました。





2018年8月4日

時間:15:30~

場所:鳥取県 標高・900~1000m

天候:晴れ・日中平地37度前後 ・夜間25度前後
   

まず、昨年発見したヒメオオクワガタの

ポイントに向かいました。


少し広いところで車を止め

静かに茂みに入ります。

ここは2種のホスト木が群生するため

慎重に1本づつ探していきます。





茂みをかき分けかき分けヤナギに到着

最初のヤナギでヒメオオクワガタのオスを発見。


↓ 中央やや右上に1オス


↓ 45mmほどの中型


↓ 腹部に喧嘩のあと



幸先の良いスタートです。

ところが2~3~4本・・・ 

他の木には全くいません。

食み痕も新鮮には見えず

結局発見できたのは最初の木から1オスのみでした。


↓ 撮影の後はリリース



北海道や北のほうでは

ヒメオオクワガタはそこそこ出ているようですが

やはり西ではもう少し後に数が増えてきます。

そして、今年は暑すぎる。


~夜間はライトトラップ~




ライトトラップを終えて下山時に

昼間のヒメオオクワガタポイントに行ってみました。

LED頼りにヤナギを軽く叩と

2つの落下音。

すかさずその方向を探しましたが

正体を付きとめることはできませんでした。

恐らくヒメオオクワガタであったと思います。


2018年8月12日

時間:14:30~

場所:鳥取県 標高約900~1000m
   兵庫県 標高約650~1015m

天候:晴れ時々曇り・終日多湿 
   麓日中35度前後

4日と同じポイントにTさんと向かいました。

前回より数が増えているのではないかと思ってましたが

結果は小さなオス1頭でした。


↓ 小さなオス発見


↓ 採集後にリリース



やっぱりまだ早い!

その代り

違う場所でTさんがま新しい鮮明な食み痕を発見しました。

9月になればその木に複数集まる可能性があります。


↓ これは去年の食み痕


 
余時間の隣県

日の暮れにはまだ早いので

距離はありましたが県北部に車を走らせ

そこを当夜のライトトラップ場所としました。


夕方までの間、クワガタ探索をし

マダラクワガタ・アカアシクワガタ

スジクワガタ・コクワガタ・ミヤマクワガタ

を見ることが出来ました。

そして、マダラクワガタは少し持ち帰りました。


↓ マダラクワガタのいる赤枯れ




↓ マダラクワガタの幼虫(恐らく終齢)






↓ アカアシクワガタの溜まり場


↓ 画像中央よりやや右上にアカアシクワガタ


↓ アカアシクワガタ ペア









 




↓ 全部リリース


↓ ミヤマクワガタのメス


↓ 標高約650m スジクワガタ



探索ではアカアシクワガタはどのポイントでも見られ

よく発生していましたが

ヒメオオクワガタはまだ見ることが出来ませんでした。


*4日・12日両日のライトトラップは

 別途覚え書きします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿