アマミミヤマを掘り出しました。
*カテゴリーから入ると飼育過程等に繋がります
2022年の夏、幼虫がたくさん採れ、その中から6頭を飼育してきました。
1月14日、まとめ飼いケースをトレイにひっくり返すと
6頭のうち3頭は終齢の段階で死亡、1頭は衰弱した状態でマットから出てきました。
無事に羽化したのは1ペアのみで、ギリギリセーフの繁殖体制です。
↓ 掘出し:2024年1月14日
↓ 衰弱した終齢幼虫
↓ 腹部の収まりからすると晩秋に羽化したと思われる
↓ 何とか1ペア確保
飼育のあらまし
産卵セット:2022年6月12日(ヒラタ・ノコ1番と黒土を半々)
掘り出し:2022年8月13日(初2齢あわせて53頭)
管理温度:約16〜26度の範囲(緩やかな季節感)
羽化:メス2023年夏・オス2023年晩秋(?)
新成虫掘出し:2024年1月14日〜現在休眠中
今回の飼育では、アマミミヤマは産卵の翌年に羽化を終えました。
現在は小屋の床隅で休眠状態にあり、春には覚醒して繁殖が可能と思われます。
↓ オスは41㎜強
あとがき
これで、アマミミヤマを1ペア確保できたので今年も繁殖できそうです。
1ヶ月に1記事を目標にしているこのブログですが
気が付けば前投稿(キンキコルリ)から26日が経過していました。
飼育にしろ、採集にしろ、何らかの区切りがついた時に投稿する関係上
変化の少ない冬季は投稿頻度も低くなります。
春までにもう少し時間はありますが、小屋の温度を20℃前後に上げました。
済州島アスタコイデスのオス群も蛹化の前兆が出てきました。
そして、2月半ばには屋外で季節適応させている変態系を小屋に戻すので
小屋内は、少しずつにぎやかになっていきます。
今回も読んでくださり、ありがとうございました。
↓ 済州島のアスタコイデスノコギリ 蛹化・羽化の兆し
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