2017年4月18日
バナナを屋外に出しました。
↓ 表面の根は枯れている
↓ 葉も枯れている
今年は去年より少し遅めの移動です。
冬の間、殆ど水をやっていなかったので
土はカラカラの手前でした。
土を少し掘り、化成肥料を多目に埋め
土が湿る程度の水をやりました。
↓ 水を含む場所と含まない場所が出来る程度の水やり
↓ 土を掘り、肥料は多目に与えます
↓ この茎だけスカスカで新芽に期待する
↓軽く引っ張ってスポットと抜けるものは絶望的、新芽に期待する
↓ 緑が見えるのでまず大丈夫
高齢の株は今年で3年目に入りますす。
葉の数も50枚近くに達したはずで
そろそろ花芽が出てもよいころなのですが。
2月も半ばを過ぎ
室内保管しているバナナの葉は
ほぼ枯れてしまいました。
今日は、枯れて場所をとっている葉を切り取り
すっきりさせました。
12月の室内管理開始から2か月が過ぎましたが
その間、水をやったのは今日で3回目です。
水やりは、気持ち程度の量で
いずれも土の奥底までは到達していないと思います。
↓ 土の一部に届く程度の水やり(黒く見える部分)
室内でも2月の夜間は
5度を切ることがよくあり
三尺・スーパーモンキー・スパーミニなどの
耐寒温度下限値あたりの環境です。
どのバナナも外見は枯れて見えますが
根元の茎を揺らしてぐらぐらしたり
軟らかくなっていなければ、まず大丈夫です。
↓ 茎はしっかりしているので枯れてはいない
↓ 赤みががかった茎は生きてる証拠
最近、バナナの記事を見て下さる方が増えています。
以下は、寒い時期の管理について
特に注意していることです。
水やりについて
地表面が乾燥していてもすぐには水をやらず
地中の乾燥チエックをします。
↓ 割り箸を地中深くまで差し込む
差し込んだ割り箸を抜いてみると大方の水分量や
乾燥の進行状態(深さ)などがわかります。
土に水分があると割り箸は汚れますが
よく乾燥した土は割り箸が殆ど汚れません。
↓ 割り箸の下部には湿った土がついている
↑上の鉢は、地表付近はカラカラでしたが
地中には水分があることがわかりました。
この程度なら水はやりません。
どうしても水を与えたいときは
鉢の容量にもよりますが
天気の良い昼間に20度くらいの温水を
コップ1~2杯程度与えてみます。
私の場合、バナナを枯らした原因のほとんどが
冬季の水やりによるものです。
水は、土の夜間冷え込みを助長し
急激に根を弱らせることがあります。
耐寒温度
三尺・スーパーミニ・スーパーモンキーの
耐寒温度は普通5度くらいといわれていますが
数年にわたり累代したものは少し強くなるようです。
また、大きな株ほど強いようにも思います。
そして、上記3種をひとくくりにすることは
本来ではないと思いますが
当方では同じ扱いをしています。
↓ 土を保温するのは効果的
また、茎を覆う枯葉には保温効果あるので
剥がさない方が良いと思います。
枯れたように見えていても
根は生きています。
気温が10度以上で安定してきたら
再び屋外に出します。
本土でバナナを育てるにあたって
一番の問題点は温度です。
これをクリアしたら毎夏大きな葉が生い茂り
子株もどんどん増えていきます。
そして、うまくいけば花が咲き、実もなります。
↓ すっきりしました!
昨日、バナナを室内に入れました。
今年も少し遅めの冬支度です。
晩秋にはどれかが結実するのではないかと
期待していたのですが花は咲きませんでした。
どの親株も来期で3年目になり
バナナとしては
そろそろ花芽を出したいと思うのですが・・・
↓ 太いものでは根元の直径15cm以上、高さ2mはある
↓ 狭い室内では邪魔になる葉を切り落とします
↓ 成長しない株も切ります
バナナは、元気な葉を切断すると勢いよく水分が飛び散り
渋い香りが部屋を漂います。
↓ エアコンのすぐ下まで葉が伸びています
一昨日までのバナナは
屋根だけの車庫に置いていたため
多少風雨に曝され
また5度くらいの温度も経験しています。
これからの時期
致命傷になる水も半月ほど与えていません。
土表はよく乾燥していますが
室内温度に慣れるまではそのままにしておきます。
↓ 一昨日までは屋根の下
↓ 土はよく乾燥している
バナナは、葉や茎が枯れてなくなっても
根が生きていれば翌春に新しい芽を出します。
始めのころはそんなことも知らずに
枯れたと思って軒下の片隅に放置していた鉢から
いつの間にか芽が出ていて驚いたこともありました。
↓ 寒いけど根は元気
↓ 寒期には新芽や開きかけの葉も枯れることが多い
今年の冬支度は全部で7鉢ですが
大きいものが多く
部屋があまりにも狭くなるので
厳寒期に他のバナナ葉が枯れてコンパクトになるまで
小さな鉢を一つだけ玄関に置くことにしました。
そして、今日から来春まで
バナナは室内で休眠します。
我家で累代を重ねたバナナは
季節適応が上手になってきたように思います。
久しぶりにバナナの記事です。
カテゴリを「ガーデニング」にしましたが
合っているのかわかりません。
10月も半ばを過ぎ、朝晩冷え込む日が出てきました。
露天置きしていたバナナも葉が黄色くなってきたので
車庫に移動しました。
今年4月9日に室内から野外に出したときは
葉は殆ど残っていませんでしたが
半年でよく成長しました。
↑↓今年4月の状態
↓ 7月盛夏
↓ 現在
一番大きな三尺の背丈は170cm以上になりました。
スーパー系も1m近くはあります。
途中、下部の古い葉を何度か切り落とし剪定してきました。
また、次から次へと出てくる子株も切り取り
次世代用に一つだけ残しました。
↓最初のころの葉には黒い斑がよく出る
↑班は特に気にしなくてもよい
↑↓成長しないものは放置
↓これも殆ど成長しない
↓根は地面にまで出てきました
バナナは、葉の数が50枚前後になると花芽が出てやがて結実します。
10年でバナナを枯らさない術は身に付け
結実までこぎつけたこともありましたが
収穫は出来ていません!
↓2014年の出来事
今日現在、三尺・スーパーミニ・スーパーモンキー
どの親株も(去年発芽)葉は40枚以上出たと思います。
↓移動完了!
毎年のことですが
気温が下がり始める今頃に花芽への期待が高まります。
そう、タイミングが非常に悪いんです。
何とか年内に花芽を・・・
桜の花も散り始め、だいぶ春らしくなってきました。
昨年12月13日から
約4か月間室内に置いていた3種のばななを
(三尺・スーパーミニ・スーパーモンキー)
今日、室外に出しました。
室内での環境(冬季)
厳寒期の室内の温度は
日中は、エアコン(居間)がかかっているため
20度を超えますが
深夜~明け方にかけては
3度前後になることも珍しくありませんでした。
↑↓昨年12月・室内の様子
その間、水(ぬるま湯)をやったのは3~4回で
その量は、地表面から地中5cm位のところまでが濡れる程度です。
それ以上水をやると夜間の冷え込みが手伝って
枯れてしまう可能性が高まります。
そのため室内では常に乾燥気味で管理しました。
室外へ
鉢の数は11鉢、そのうち2鉢は株が完全に枯れてしまいましたが
これまでの経験では
この先 新芽が出てくることもあったので
日当たりのよいところで発芽を期待します。
↑↓土はカラカラに近い状態です
↑↓株を切り、水を与えて発芽に期待!
残り8鉢は比較的株もしっかりしており
また、葉も緑の部分が残っています。
↓一番大きな三尺ばななは、元の鉢に移し替えます
小さい株や、若い株は相対的に低温に弱いのですが
こちらの子株は生命力抜群です↓
緑の残る株が
再び成長を始めるかどうかはわかりません。
早い段階で地表から新芽が出てきたなら
今の株は枯れてしまうかもしれません。
その時は、今年も結実は見込めません。
↓枯れ葉部分を切り取りました
この時期は昼夜の温度差が結構あるので
今しばらくは屋根のある車庫に鉢を置き
もう少し気温が上がると
雨に直接あたるところへ移動します。
去年はこのあたりの加減を誤ったせいか
春に本株がすべて枯れてしまいました。
今の株は、その時に出てきた新芽(子株)が成長したものです。
↓3年前には結実したものの、途中で枯れた。
いつになったら自家産バナナが食べられるんだ?
今年は、どれか1株でもよいので
そのまま成長してください。
バナナの冬支度をしました。
今年は少し遅めの冬支度になったので
いつもより幾分葉も傷んでいるように思います。
バナナの種類は
三尺・スーパーモンキー・スーパーミニ
の3種類です。
植え替えと剪定
↑↓小さな鉢の三尺は、一つにまとめて中鉢へ
↓冬季は室内に移すので葉を切り、コンパクトにします
葉や根を切り取っていると
バナナ特有の渋い香りが辺りを漂います。
切り取った葉や茎から出てくる透明の液体は
衣服に付くと取れません。
強力な染料、注意が必要です!
11鉢の中で一番の大物は
大型のプランタンで栽培している3株仕立ての三尺で
高さ120cm超、重すぎて引きずることしかできません。
おまけにプランタンの隅々まで根が這っており
取出すのも一苦労でした。
↓次の鉢に入るよう土と根を仕立てていきます
↓切り取った根は次の鉢に入れ、肥料にします
↓3年前に沖縄から送られてきたときの土が残っていました。
↑沖縄では粘土質の土に植えられていました(画像中央部の異色部)
何とかきれいに納まりました↓
冬の水やりは命取り
冬支度の時は、植え替えをしても水はやりません。
水は、夜の冷え込みを手助けして根を枯らしてしまうからです。
「冬の水やりは、一つ間違うとバナナにとって命取りになる」
これが、これまでに沢山のバナナを枯らしてきた私の教訓です。
今年もばななの株分けをしました。
この秋くらいに実を付けると見込んでいた
三尺・スーパミニ・スパーモンキー全てのばななが
4月に枯れてしまい
残念ながら今年は結実ならずといったところです。
↑ 三尺ばなな 大きな切株(枯れ)の周りから出た子株
背丈は80cmくらいあります ↓
親株は枯れてしまいましたが
子株が沢山出てきて鉢が狭くなったので
今日はとりあえず中型鉢の株分けです。
品種名は鉢の横に記します。
目視での区別は殆どできません。
↓ スーパーモンキーは全部で5株でした。
↓ 三尺
茎下の白い部分が球根株(?)になっています。
下部は地下でつながっているので
鎌で地中の球根株を切り離し、鉢に植え替えます。
ばななは、ある程度大きくなったら生命力が強くなります。
少々荒い切り離しや、根切りにも耐えてくれるようになります。
↓ スーパーミニ
土が足らなくなったのでひとまず終了!
続きは盆休みに・・・
今日、ばななを野外に出しました。
葉っぱはカラカラになっていますが。
室内で越冬させていた6鉢(3種)はどれも根枯れしていません。
冬場に水を与えたのは3回。
土の表面から5cm位のところまでカラカラになっていた時だけ
表面を濡らす程度の低温湯をやりました。
はっきり分かれた葉色
↓ 一番背の高いのは三尺ばなな、120cm位あります
↓切り戻し 枯れた部分はバッサリ!
シンプルに選定して肥料と水をたっぷり与えました。
これから日々大きくなって行きます。
特に夏場の成長はタケノコ並です。
今年こそは実のりを・・・
2月10日 季節は真冬、ばななは室内。
↑ 中央の苗は枯葉で防寒、茎はしっかり生きています。
↓ エアコン吹き出し口下に並べています。
ばななを育て始めて8~9年目。
種類はスーパーミニ・スーパーモンキー・三尺の3種。
最初のころは毎年この時期に枯らしていましたが
2年くらい前から枯らさずに全ての苗が
越冬出来るようになりました。
↓ 20cm位の小さな苗
冬場は殆ど水をやりません。
頻度は、1.5か月に1回やるかやらないかです。
冬場の水は苗を枯らす原因にもなります。
天気が良くて昼間は穏やかな室内でも
夜~明け方にかけては室温5度を切ることはよくあります。
良かれと思って与えた水が
夜間に土の温度を下げてしまい
休眠中の根を腐らせます。
↓ 新聞紙で蓋をして土の乾燥を遅らせます。
水やりの判断は
5cmくらい掘って土が完全に乾燥していたら
天気の良い朝を選んで
20度くらいに調整した水を
鉢の体積5%程度やることにしています。
↓ 一番大きな苗は130cm、茎は綺麗な緑で白い粉が付いています。
↓ 黄色と緑が鮮やかで それはそれで綺麗。
今のところ6鉢ともに冬を耐えていますが
まだまだ寒い日は続きます。
油断は禁物、春までは。
こないだの休みにばななを室内に入れました。
これかやってくる冬を越すためです。
品種は、三尺・スーパーモンキー・スーパーミニの3種
大小合わせて6鉢。
邪魔になる葉は躊躇せず切り落とします。
どれもこの地で累代2~3年になり
少しは低温に強くなっていると思います。
小さな株はまだ弱いせいか10度以下を数日経験したら
葉の外周が黄色くなってきました
今年は例年より遅い室内入れでしたが
これでなんとか冬は越せそうです。
室内といえどもエアコンの付いていない夜間
厳寒期では5度を切ります。
これから4月くらいまで 水はほとんどやりません。
下手に水をやると 夜のうちに土(根)が冷え込んでしまい
最悪2~3日後には枯れ始めます。
葉を切り落とした後から出てくるばななの樹液
この液が白い服などに着くと茶色く染まり落なくなります
今年の夏は せっかく実がなり始めたのに花芽を早く切りすぎて
途中で腐ってしまい かなりりショックでした。
↓ここまで育っていたのに・・・
7年間失敗の繰り返し
それでもそれでも めげずに育てます。
今日は、三尺ばななの株分けをしました。
大き目のプランターで育てていた三尺ばなな3世が大きくなりすぎて
移動できなくなりそうなので それぞれに分けました。
株分けしたばななの樹高は150cmほどあります。
土の中ではコガネムシかハナムグリ系の幼虫が暮していました。
匍匐前進(ほふく)、背面前進のどちらもできる系統です。
背面前進は、何ともきしょくわるい!
中央付近にあった一株を残し
あとの2株は、半強制的ですが
知り合いの家にもらってもらいます。
上手くいけば
来夏、遅くて再来年の夏には実を付けそうです。
↓ 株分けして すっきりしました。
中央のローソク状が次の葉っぱで
伸びきると1m近くになります。
綺麗な模様です。
↓ あと数日で葉が開きます。
↓こちらは成長の遅い別株(20cm)、隣から次の株が
こちらは 近所に自生するジャパニーズばなな(芭蕉)
高さは4mくらいはあり、冬には枯れてしまいますが
翌春から芽をだし、あっという間に巨大化します。
まるでジャングルのようです。
一応 実もなるのですが
成長はしません、食べられません。
見出し画像はばななの苞(ほう)と実です。
実は苞に包まれています。
ばななの訳
ばななを育て始めた理由は、特にガーデニングが好きとか
実らせて食べてみたかったとかではありません。
好奇心は有りましたが、本当の訳は
これです。
ここにばななの葉が描かれています。
それを描くために実物が見たかった。始りはそこからでした。
いざ ばななを購入して育て始めると何やら面白い。
ものすごい勢いでグングン成長していくし
あわよくば おいしいバナナが食べられる。
この絵のもとは
江戸時代中期の絵師 円山応挙が描いたふすま絵です。
それを真似て少しアレンジして
小さな屏風にごまかしごまかし描きました。
後から分かったことですが
もとの絵はバナナではなく、日本に自生する芭蕉のようです。
日本にもばななの仲間がいたとは知らず 少しがっかり・・・
円山応挙=足のない幽霊を最初に描いたといわれています。
”日本の幽霊は足がない” その始まりです。
お盆の夜にひんやりと・・・
三尺バナナ・スーパーモンキーバナナ・スーパミニバナナの3種。
どれも株が増えてしまい成長が今一つ。
植え替えは、一旦始めると途中で止められないから スタートが切れない。
おじけづいてしまう。
うわー雨が降ってきた!
車庫でするから関係ないけど・・・
バナナを始めてから7年目、植えては枯らし、枯らしては植えで
かれこれ20本以上になるだろうか。
毎年2月にバナナは倒れるし・・・
今年初めて三尺バナナの実がなり ついにここまで来たと思いきや
花芽を早く切り過ぎて枯れました。
枯れたバナナのまずいこと。
それはそれは恐ろしい。
失敗の繰り返しで だいぶバナナのことが判ってきたし
来年こそはバナナが捥げますように。