アーレントの「悪の凡庸さ(陳腐さ)」
アーレントがアイヒマン裁判のレポートで導入した概念。上からの命令に忠実に従うアイヒマンのような小役人が、思考を放棄し、官僚組織の歯車になってしまうことで、ホロコーストのような巨悪に加担してしまうということ。悪は狂信者や変質者によって生まれるものではなく、ごく普通に生きていると思い込んでいる凡庸な一般人によって引き起こされてしまう事態を指している。
「ハンナ・アーレント」と言う映画解説Webより
http://www.cetera.co.jp/h_arendt/keyword.html
マスコミ人とそれに利用される御用学者が、みんなアイヒマンに見えてしまう。