今日のジャズは、レスター・ヤングとオスカー・ピーターソン・トリオのアルバム「LESTER YOUNG WITH OSCAR PETERSON TORIO」を聴いている。

今日のジャズは、レスター・ヤングとオスカー・ピーターソン・トリオのアルバム「LESTER YOUNG WITH OSCAR PETERSON TORIO」を聴いている。九州地方と中国地方の豪雨被害に心を痛めながら、特に広島は亡父の故郷で親戚が多数住んでおるので、早く前線がなくなり雨が止むことを祈りながら。また連日コロナ感染者数を最多更新する神奈川県の現状を憂いながら、人は自然の猛威の前には祈ることしかできない。それは大昔縄文時代と同じだ。

朝からコーヒー豆を挽いて美味しいコーヒーを飲んでいる。今朝は家族も美味しいと評判の成城石井のキリマンジャロブレンドだ。

朝からコーヒー豆を挽いて美味しいコーヒーを飲んでいる。今朝は家族も美味しいと評判の成城石井のキリマンジャロブレンドだ。いつも働きに行く他の家族に持たせるために、コロナに感染しないように祈りながら四人分の愛情たっぷりコーヒーを淹れる。毎日が日曜日の定年の爺さんの一番重要な役割だ。

もうすぐ終戦記念日。子供の頃に住んでいた東京阿佐ヶ谷の商店街には、戦後が身近にあった

フォーク歌手の杉田二郎が「戦争を知らない子供たち」を発表したのは昭和４５年、戦後２５年がたち私が中学三年生の時であった。私は、その歌を聴いて違和感を覚えた。何故なら子供の頃に住んでいた東京阿佐ヶ谷の商店街には、戦後が身近にあったからだ。
現在中野駅北口にある東京警察病院の辺りに、戦前戦中とスパイ養成学校として知られた陸軍中野学校があった。子どもの頃、その跡地は広い更地であったので、よく遊びに行った。兵士が着けていたであろう名前が刻まれたステンレス製のネックレスがたくさん落ちていた。後で調べて、それは死亡した兵士を識別するためのドッグタグであるとわかったが、子ども心にもそのネックレスの目的は実感した。その他同様に死んだ兵士を識別するためなのか、兵士の名前が刻まれた軍靴の底を形取った石膏の破片もたくさん落ちていた。
また昭和三十九年ぐらいまで阿佐ヶ谷商店街には傷痍軍人がたくさんいた。戦争で負傷して働けなくたった人達で、昼間は商店街のあちこちで物乞いをしていた。白い軍服に身を包み軍帽を被り、片足がない人は座ってアコーディオンを弾き、片腕の無い人は腕のある手に茶碗を持って立っていた。当時九歳ぐらいの私のお小遣いは一日二十円である。普段は駄菓子屋でおせんべいやチョコ、ガムなどを買って公園で食べる。その日は腕のない元兵士の茶碗に十円を入れた。その人は小さな子供からお金を貰って申し訳ないと言うような悲しそうな、切なそうな複雑な笑顔を浮かべたのを今でも覚えている。母は、「彼らはたくさん戦争の恩給を貰っているから、お金をあげなくてもいい。片足でもちゃんと働いているお店もある」と言った。
もうすぐ終戦記念日である。その度に少年時代の阿佐ヶ谷の記憶が蘇る。戦争自体を知らなくても、戦後のほんの一部は知っている

今日のジャズはチャット・ベイカーとスタン・ゲッツを聴いている。サックスのスタンとトランペットのチャットのご機嫌な共演は、クソ暑く家で過ごすしかないコロナ禍を吹き飛ばす。

今日のジャズはチャット・ベイカーとスタン・ゲッツを聴いている。アルバムは「STan Getz - Chet Baker Quartet. Live at the Haig 1953」。サックスのスタンとトランペットのチャットのご機嫌な共演は、クソ暑く家で過ごすしかないコロナ禍を吹き飛ばす。暑い時には熱いジャズが一番。

新聞の新しい報道は５W2Hを基本にしてもらいたい。今だって読者の何故（Why？）に答えていない新聞にHow Much?の金額を期待するのは、無理だってことは十分承知しているが。

都民の一人あたりのオリンピック費用の負担額は１０万３９２９円で、その他の国民一人あたりの負担額は1万４０８円であると報道されている。都内の4人家族の負担額は実に41万５０００円である。しかも今後、新しく作った施設の保守費用の負担金を毎年毎年払うことになる。オリンピック費用の総額３兆円といい、開閉会式の費用は１６５億円であるという。ガンバ大阪のサッカー場の建設費用は１４０億円である。サッカーの建設費よりも巨額の費用がかかる式典の内訳が知りたい。いったいいくら演出家や出演者は貰っているのか知りたい。新聞の新しい報道は５W2Hを基本にしてもらいたい。今だって読者の何故（Why？）に答えていない新聞にHow Much?の金額を期待するのは、無理だってことは十分承知しているが。