元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

遊亭歌武蔵「大落語集」、林家たい平「井戸の茶碗」、桂歌丸「うなぎや」聴了。

2016-01-28 08:07:38 | 読書
三遊亭歌武蔵「大落語集」、林家たい平「井戸の茶碗」、桂歌丸「うなぎや」聴了。
元気が良く声の大きい歌武蔵師匠の江戸っ子は最高です。
たい平師匠の古典落語に入るアドリブは、素晴らしい!

司馬遼太郎著「天明の絵師」聴了。

2016-01-26 08:46:24 | 読書
司馬遼太郎著「天明の絵師」聴了。
師匠である与謝蕪村と彼の友達である上田秋成の目を通して語られる松村呉春の物語。
蕪村や秋成には、絵は上手いが、絵に心がないとけちょんけちょんにけなされる。
しかし、天明の大火の避難先で、当時大流行っていた写実主義の大家の応挙に出会い、自分の画風が写実主義に合っていることを知り、後世に名を残す名画家となる。
司馬遼太郎は当時二束三文でしか売れなかった蕪村の絵が、現代では呉春の絵に比べて、はるかに高額で取り引きされている点から、師匠の蕪村との比較を行おうとしているが、結果は如何に?

ヤマザキマリ著「偏愛ルネサンス美術論」読了。

2016-01-23 23:00:42 | 読書
ヤマザキマリ著「偏愛ルネサンス美術論」読了。
漫画「テルマエロマエ」の作者のヤマザキさんは、17歳でフィレンツェに留学していたイタリア芸術を良く知る人とは知らなかった。
ボッティチェリ展にたくさん展示してあったフィリッポ・リップとか、その息子のフィリッピーノ・リップとか、その他三大巨匠も、当然出てきて大変面白い本でした。
また、もうすぐ国立西洋美術館にやってくるカルパッチョの予備知識として面白かった。その時には、日本に唯一あるヴァッザーリの「ゲッセマネの祈り」を見ておかないと。

ダビンチの「糸巻きの聖母」のこどもを守る右手は、

2016-01-22 21:19:19 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
ダビンチの「糸巻きの聖母」のこどもを守る右手は、パワーや元気を与えると同時に、凄い安らぎや安心感を与えるのじゃないかと。まるで母の様にとても優しく観音様に見えた八代亜紀の左手を見て、そう感じた。