元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

寒い夜は近所の銭湯がいいねぇ。ゆっくりあったまって水風呂入って、すぐにまた熱い湯に入ると、手足がジンジンビンビンに痺れて、きっと毛細血管になんか変化が起きているんだろう。

2016-10-29 19:11:44 | つぶやき
寒い夜は近所の銭湯がいいねぇ。ゆっくりあったまって水風呂入って、すぐにまた熱い湯に入ると、手足がジンジンビンビンに痺れて、きっと毛細血管になんか変化が起きているんだろう。
湯を出て、かかあを待っている必要もなく先に帰って来れるし。

小さな子供の頭を洗って、体を洗ってあげて、若いお父さんを見ていると懐かしい。もう我が子を洗ってあげることもなく、しばらくすると逆に洗ってもらうことになるかも。
死んだ親父をよくお風呂に入れてあげたっけ

マスコミが報道する世界とは全く違った世界があるようで、武器開発研究に日本学術会議は協力するなと、日本を代表する宇宙物理学の池内了先生まで、スタンディングで抗議したと。

2016-10-29 08:00:09 | つぶやき
マスコミが報道する世界とは全く違った世界があるようで、武器開発研究に日本学術会議は協力するなと、日本を代表する宇宙物理学の池内了先生まで、スタンディングで抗議したと。

池内了先生と言えば、以前山脇さんの本で読んだことがあり、山脇さんのいつも主張している一般教養をしっかりやらないといけないと議論していました。目的は社会倫理を養うこと。
(白紙の領収書、ヘイトスピーチ、賄賂やインサイダー取引はだめですよとか、聞かれたことをちゃんと答えましょうとか、社会倫理感があれば、すぐにだめだと判断出来るようにするた)

これは丸山真男も南原繁も主張していて、丸山は無思想の日本は、しっかり全ての基盤である一般教養をやらないといかん。

南原は戦後初の東大総長で、教養学部をつくって最初の二年間は一般教養をしっかり学べと主張したようですが、結果的に多くの倫理観に欠ける天下り官僚のような人間や、平気でレイプする人間を作ってしまった。何故でしょうねぇ?これも社会学の面白いテーマです。


夏目漱石箸「私の個人主義」読了。 これは学習院大学で学生に向けての講演であり、漱石自身の言葉で簡潔に言うと、

2016-10-28 21:33:00 | 読書
夏目漱石箸「私の個人主義」読了。

これは学習院大学で学生に向けての講演であり、漱石自身の言葉で簡潔に言うと、

一.自己の個性の発展を仕遂げようと思うならば、同時に他人の個性を尊重しなければならない。

二.自己の所有している権力を使用しようと思うならば、それに付随している義務を心得なければならない。

三.自己の金力を示そうと願うならば、それに伴う責任を重んじなければならない。

(ここで個性の発展とは、自分の好きなこと、自分に出来ることをとことんやり抜き、これが自分の生きる道と思うことである。漱石自身、いろいろな教師をやったりと、なかなか自分の道を見つけられなかったと言っている。)

もし人格の無い者が、個性を発展しようとすると、他人を妨害する。権力を用いようとすれば、乱用に流れる。金力を使おうとすると、社会の腐敗をもたらす。

こう言う現代で言えば、当たり前の考え方も、大正3年11月25日の時点では、個人主義より国家主義の時代であり、珍しかったのかもしれない。

しかし学生相手の講演で、正直に自分は教師に向いてないとか、イギリス留学も行けと言われて行ったから無意味だったとか、今まで漱石のイメージとは違って面白い。普通の気難しい正義感の強い権力に対しての批判を恐れない学者っぽい文学者って感じで

川端康成箸「手の小説 髪」@Amazonオーディブル聴了。 わずか4分の短い小説。今ならショートショート。川端康成さんも、超短編小説を書いていたんだねぇ。 それでも、やっぱり味がある

2016-10-27 21:36:34 | 読書
川端康成箸「手の小説 髪」@Amazonオーディブル聴了。

わずか4分の短い小説。今ならショートショート。川端康成さんも、超短編小説を書いていたんだねぇ。
それでも、やっぱり味がある。乙女心が良く表現されている。