今朝(11日)早朝に目が覚めたけれど・・・急いでやらねばならない作業が無い 道楽をしているのだから
と・・心を鎮めているmonsieur 老後の空しさをしみじみと味わっている 夜から明け方までの京都の鞍馬
で眠れぬ事を思い出した 『そよ風』の鉢植え 地植え 庭やバルコニー庭園の何カ所で萩の花が今が 旬
で咲き誇っている この花を見ていると 昨日まで頑張れた 今から これから・・・頑張る事が出来ると
Monsieurを励ましてくれる植物の一つである 超零細企業を立ち上げ友人の計らいで大手の電機会社の技術
顧問をしている時の話である トイレから会場に席に戻る時 開き加減の部屋のドアーの向こうからH社の
技術者のレベル談義が聞こえて来た 如何やら・・期待されたテーマでは無かったようだ 淋しかった
これからの技術開発は何でも屋さんの天才が行なうか そんな人は日本の企業風土から存在しにくい 趣味で
楽しでいる集団 楽しければ、疲れない! 一部が尖がっているエキスパートが集団が寄ってたかって未来を
引き寄せる・・・かである ①家庭用の燃料電池開発 ②人口光合成システム開発 化学に疎いmonsieurが
話しているのでつじつまが合わない所があったのか H社の技術開発は趣味集団で仕事が展開されている・・?
この事が理解されなかったのか 集まった技術屋の白い目の中にいた この頃のMonsieurは恐いものが無かった
技術開発に明け暮れていたからである 怖い事を考える心の余裕は無かった
気分転換して帰ろう・・・!大阪を夕方に出て京都に走った 時代を変えた人を思い浮かべていたら 鞍馬天狗
を思い出して鞍馬へ 峠は真っ暗! 今いるところが定かで無い ここで仮眠をする事にした 白々開けて来た
停車車両の脇に山萩がそよいでいた 一本・・・いただく事にした
あの時の技術チャレンジに明け暮れていた頃に戻りたい 戻りたいけど・・・・戻れない 遣りたい事が 遣れ
る事が・・・・一つづつ消えて行くのである これが老後なのである! 2021-6-11 Monsieur