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3年前の青森フェリ―乗船口

2018-09-11 07:55:45 | 日記・エッセイ・コラム

昨日(10日)がMonsieurの父の命日であった 青森港のフェリーの乗船口で小雨に煙る暮れ行く海を眺めていた事を思い                                                      出した 3年前の秋Monsieurの人生を締めくくる企画の一つ 全国の海岸線を巡る旅をしていた時の事である 函館行きの                                                      フェリー乗船口でうすぼんやりしていた海を見ていた このフェリーによってmonsieurがこの世に誕生する事になった                                                        父の父と母の父が函館⇒青森行のフェリー甲板で初対面 この出会いによって父は母方家に身を寄せる事が決まったそうだ 

父の父は和歌山県の人間である 父の父の父の時代は和歌山の豪農 宗教教団に田地・田畑の全てを寄付 教団の位は上から                                                        3番目だったそうだ 父の父の代は身包み剥がされた状態 超極貧生活をしていた 母の父は東京の人間である 何を話し合っ                                                   て 父を預ける事が決まったのか 暮れ行く海を見ながら 運命の不思議さ 人間の愛の行く末の不確かさ 遠くの漁火が                                                    はっきり見えるまで物思いに耽った 青森港のフェリーの乗船口で漆黒の海に変わる迄 眺めていた事を思い出した

今現在も Monsieurの全国海外線をめぐる旅は続行中で道半ばの途中である 日本海側は鳥取の境港迄 太平洋は大阪南港                                                    迄 四国は88カ所巡りをして2週廻った 残るは島根と山口 九州の6県である 多分・・・・沖縄は最終の旅 来年から復活                                                 させようと思っている Monsieurの終の棲家を探す旅である 父は正義感がブレずに生きた人である この世は理不尽で正義                                                        感と生活の豊かさが反比例してしまう事がある この反比例に父の人生は孤独であったのだと思う

Monsieurさん 父の遺伝子を引き継いでいますが これ以上の素材の無い父・祖父の反面教師をを見て育ちました ですから                                                  でしょう 良い友達に恵まれましたね 父の小さな正義感を引き継いでいます お世話になった人達に『そよ風』がお役に立て                                                   られるように仕上げて 全て仕上げが終わったら 海岸線巡り(終の棲家発見)の旅を続けてましょう・・・・! 旅を続け                                                ながら この世に誕生したのですから 命について 愛について 幸福についてMonsieurさんなりに 考えましょう!

2018-9-11 Monsieur