運命は変えられるかも №３

今日（２３日）の第一クール作業は室内のレイアウト変更を行った　先日　室内レイアウ
ト変更を予定していたが　薔薇に害虫が発生していたために　薔薇＆葡萄の消毒作業を優
先したためである　今朝のこの作業によって格調の高いギャラリー獏＆喫茶室コーナーが
出来上がった　今日は居心地の良い『そよ風』をオープンさせようと思う

運命は変えられると確信したのはMonsieurの体力が有り余っていた時代　山屋時代に学ん
だ事である　急峻な上り坂は息が切れる　荷が肩に食い込んで来る　必死に耐えた時に人
の運命は変えられると悟ったのである　何故に荷が重いのか　自問自答した時　結論が導
き出せた　結論はただ一つ　己の力が足りないのだ　己の力が足りないだけである

荷の重さに耐え　一歩　また一歩　休もうとする己に鞭打って　峠に至れば、新しい景色
に到達出来る　この新しい景色に出会いが　その人の次のステージである　新しいステー
ジを歩む事が　歩める事が　言い換えれば、運命が拓けたのである　運命なんて与えられ
るものでは決して無いのである　与えられたのであれば、無価値なのである

Monsieurはイタリア生活の夢が破れ　途中入社のH社に入社した　運良くプロジェクトに参加
する事が出来た　厳しいスケジュールで展開されていたけれど　厳冬期の北鎌尾根登攀　豪
雪の鹿島槍縦走に較べれば、例えが悪いけれど　屁の河童の程度であった　荷が重いと思った
時　自分の力が足りないからだと・・・・悟れた　父母の血を引き継いでいるからであろう
　
この世は理不尽である　生まれながらにIQが高い奴がいるのである　その人が運が良い人生
を歩んでいるかと言えば・・・・この世は必ずしもそうでないのである　運の良い人生とは
自分に与えられた荷物を自分で決め　同時に周りの人から　与えられた山の頂に肩に食い込
む荷物を運び込む事である　真心を込め　荷物を届ける事である

花街の　裾もを乱す　花吹雪（Monsieur）

２０１５-４-２３　Monsieur