運命は変えられるかも №２

早朝より・・・風薫る朝です　牡丹が７ヵ所で満開　芍薬は花芽が膨らんで来た　国
道沿いの皐月が咲き出した　正面アプローチの白藤が満開に近い様相　『そよ風』は
極楽浄土の世界を思わせる佇まいです　コーヒーが美味い　良い季節に成って来た

玄関前に植樹してある松の木　Monsieurが盆栽の手入れが行き届かなくって　もしも
　枯らしてしまったとしたら　お爺ちゃんに申し訳ないので　宮里教授作の『遠い海
の音』のブロンズ設置に合わせて　海の松原をイメージして　鉢から　地植えに変更
したのです　どの方向にも万遍なく枝を伸ばしてくれている

この松はお婆ちゃんとの見合い　おばあちゃんの実家の物置小屋の横に生えていた未
生の松の苗である　妻のご両親にこの松は妻を愛する証でいただいて行きます　と言
って　我が家に来たものです　お爺ちゃんが生きていれば　今年は９９歳　この松は
百年の歴史を知っている樹です

Monsieurはこの話を聞いていたので　H社のS工場時代　鈴鹿市の石薬師の盆栽店に立ち
寄り　三河の黒松を購入しました　Monsieurの性格はチャランポランなところが『玉に
キズ』何しろ　毎日続ける　ルーチン作業が不得意なのであります　この松の購入目的
は性格の是正　成就出来れば　妻と子供達を幸せに出来る　と　思ったからです

玄関横で・・・・今も元気に成長を続けております　四十数年　松の手入れは続けら
れた　Monsieurのチャランポラン病が直っていなけれぼ　今頃はどんな生活をしてい
たのだろうか　今の姿を一番　想像しやすいのは落魄れ　あばら屋で親父みたいに酒
を煽って　一人孤独などん底生活をしていたに違いない

今の生活は夢か　幻か　『そよ風』の都会の中の田舎暮らし　幻ではないですよね　も
う一人のMonsieurに確認しながら　夢のような生活を送っています　お爺ちゃんから
松を大切にすると　幸せに成れる事を実感しております　何故　松なのか　松は木偏に
公と書く　人生は分け隔て無く　公平　公正に生きる　生きている姿なのである

お爺ちゃんが松を愛した理由　大切にした理由はMonsieurが思っている事と同じですか

今日（２２日）の第一クール作業は午前１０時に終了　①メインガーデンの休憩場にピ
ンク色で棘が少ない・・・・姫バラをパラソル固定用のパイプ横に植樹　②メダカの
おっしょさんからいただいた水草を５鉢に植樹

２０１５－４－２２　Monsieur