古代日本国成立の物語

素人なりの楽しみ方、自由な発想、妄想で古代史を考えています。

学芸員資格を取るための学習を終えました

2019年03月16日 | 学芸員
 昨年4月からスタートした通信制大学での学芸員資格を取得するための学習がついに終わりを迎えました。昨年4月から9月までの春期においては8科目16単位を修得し、10月から3月の秋期においては博物館実習の1科目3単位を残すのみとなっていましたが、実習およびレポートの提出を11月に済ませていたので実質的には11月で学習を終え、3月の成績発表を待つばかりという状況でした。そして3月1日、その実習の成績が発表され無事に「優」をいただくことができました。結果、全9科目19単位の履修を終え、「優」が8個、「良」が1個ということになりました。



 仕事をしながらの学習だったので、1年間で全ての科目を終えることができるかどうか不安でした。さらには事前に調べた限りでは、学生の夏休みである8月に実習受入れを行う博物館ばかりだったので10月からの秋期で実習を受けることができないかもしれない、ということがあったので、1年で履修を終えることを目標にしていたものの、実際は1年半かかるだろうと思っていました。
 春期では空いた時間はすべて課題レポートのために費やしたために古代史の勉強やブログ執筆が滞っていましたが、結果として8科目16単位の修得ができました。そして、秋期に向けて実習を受け入れてくれる博物館を探していたところ、幸運にも大阪府和泉市の「いずみの国歴史館」から承諾の返事をいただくことができました。いろいろとうまく行かないことはあったものの、館の皆さまのご支援のお蔭で無事に実習を終えることができました。その結果「1年で全科目を修得」という目標を果たすことができ、学芸員資格を取得することもできました。あらためて「いずみの国歴史館」の皆さまにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 さて、こうして取得できた学芸員の資格ですが、私は今すぐに学芸員になろうと思っているわけではありません。博物館や学芸員のことを知れば知るほど、そのおかれた環境がたいへん厳しいものであることがわかってきました。博物館の価値向上や活性化など、博物館が将来に渡って存続していくために何かお手伝いできることはないだろうか、とぼんやりと考えています。学芸員の資格を使ってというよりも、博物館のさまざまなことを学んだからこそ、何十という博物館を見てきた経験があるからこそ、そしてビジネスや経営の経験があるからこそ、さらには外部の客観的な視点をもって、何かお役に立てないだろうか。ボチボチ考えていきます。

 なお、各科目の履修状況の振り返りについては「【学芸員】博物館学 各科目の履修振り返り」をご覧ください。全9科目のうち、6科目についてレポートを公開しています。


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