カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

大阪くらしの今昔館 舟形山車 「天神丸」 (大阪市北区)

2016年07月23日 | 写真
大阪天満宮が所蔵する旧上荷茶船仲間所有「天神丸」は、元禄年中(1688~1704)から堀川浜の上荷茶船仲間が所有していた御座船形式の舟形山車です。 全長8メートル、全幅2メートル、全高3メートルの巨大な飾り船。天満宮の神事ごとに飾られ、天神祭に曳き出されていたものです。上荷茶船仲間とは、江戸時代大阪市の河川において荷物運搬などに活躍した同業者の仲間のことです。
この天神丸は、寛政4年(1792)の天満の大火によって半焼しますが、彫刻や焼け残った部品を後世のため保存していました。しかしながらなかなか再建の機会に恵まれませんでした。
天満宮遷宮950年を祝う前年の嘉永4年(1851)、上荷茶船仲間総代の平野屋五兵衛が主となり篤志家を募り、細工人・倉橋平右衛門が天神丸の修復の任に当たりました。 天神丸は、大正15年(1926)年に組み立てられたのを最後に天神祭に登場することはなくなり、長い間その所在が分からなくなっていました。
平成 11年、 天満宮の倉庫の奥に眠っていた天神丸が75年ぶりに発見され、 大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)の開館に合せて修復が行われました。今回、その流麗かつ荘厳な姿をご覧頂けるのは、実に77年ぶりとなります。そして平成12年12月、大阪指定有形民俗文化財となりました。(今昔館のパンフレットより)

夏祭りの雰囲気に趣向を凝らした町並を展望台から眺めました。写真の上部には天神丸を展示してあるのが見えます。


辺りが急に暗くなり夜の雰囲気になる演出があります。




当時のお祭りの日のご馳走


天神丸










平成11年天満宮の倉庫の奥に眠っていたのを75年ぶりに発見されたようですが、これ程大きな山車がどうして見つからなかったのか不思議です‥(-_-;)




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