カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

住宅2020年問題 省エネ 義務化に備える (2018.11.27 毎日新聞)

2018年11月30日 | その他
この処写真を撮りに出かける余裕がなくて‥(-_-;)
目に留まった新聞記事をUPしました。

「住宅の2020年問題」 断熱性の高い壁など一定の省エネ建築基準を満たすことが、 2年後から義務化されることだ。知らずに基準未満の家を買い悔やんでも後の祭り。まずは義務化問題の「イロハ」を知ろう。
11月上旬、省エネ建築に詳しい日本エネルギーパス協会の代表理事今泉大爾さん(40) の案内で、千葉県浦安市にある1軒の2階建てモデルハウスを訪ねた。省エネ住宅といえば「屋根には太陽光発電、室内はエコ家電だらけ」くらいのイメージしかない記者に、今泉さんは「少ないガソリンで長い距離を走るように作られた低燃費車と同じようなものだと考えて」と教えてくれた。
モデルハウスの外壁と内壁の間には「ロックウール」という断熱材が入っている。厚みは10cm近い。窓がアルミサッシではなく樹脂サッシなのは、アルミは樹脂より約1000倍も熱を通しやすいためだ。
こうした省エネ住宅は海外では既に当たり前だ。一方日本は「取り組みが世界の主要国より30年遅れているため、 長年安普請が許されてきた国」(今泉さん)だったが、15年7月建築物省エネ法を制定。ビルなど非住宅で先にスタートした義務化が、20年度にかけて住宅を含む全ての建物に拡大される。
背景にあるのが地球温暖化だ。資源エネルギー庁によると、 ビルや住宅の15年度エネルギー消費量は1990年度比で24.8%増。 建物の省エネ化は温暖化対策には不可欠の課題で、「今後、基準が厳しくなることはあっても緩和されることはないだろう」と、今泉さんはみる。
近くマイホームの購入を考えている人は、その家が省エネ基準を満たしているかどうか必ず確認したい。 15年度に新築された住宅のうち省エネ基準に適合しているのは約半分で、 20年を境に基準未満になる家がまだ大量に建てられたことになる。
基準は計8段階あり、北海道や北東北など寒い地域ほど厳しい。屋根・壁・窓の断熱性能と、給湯器や冷暖房のエネルギー消費量から算出するが、自力で調べようとしても、 難解な専門用語に直面し素人には歯が立たない。今泉さんのお勧めは、省エネ住宅の第三者認証ラベル「BELS(ベルス)」を取得している物件の購入だ。 ベルスは省エネ性能を星五つで評価・表示するため分かりやすく、取得の有無をハウスメーカーに聞くだけでいい。 「星二つが義務化以降の最低基準。 住宅ローン減税を受けるには三つ以上が必要」と覚えておこう。
懸念材料は価格だ。国交省によると省エネ建築に伴う追加コストは、床面積120平方mの戸建て住宅で87万円。光熱費が下がるとはいえ元を取るまで35年もかかる計算だ。ただ今泉さんは「ほとんどは国試算の半分以下で工事できる。近年のエネルギー価格の上昇傾向も考え合わせれば、35年も待たずにペイできるはず」と国の試算に懐疑的だ。
既に購入した家がペルスを取得していない場合、 どうやって省エネ性能を確かめればいいのか。専門の評価機関に頼み 耐震や防火、 省エネなど家の性能全般が分かる「住宅性能評価書」を発行してもらう方法もあるが、有料で設計図面など準備する必要がある。今泉さんによると、厳密さはやや欠くが、手軽に感触をつかめる秘策がある。「一重窓の家はまず基準を満たしていない。夏は上階の部屋が蒸し風呂のように暑く、冬は一階の床がすごく冷たい家は屋根や床、窓の断熱性能が足りていないとみた方がいい」そうだ。
基準を満たさない場合20年以降は家を担保に金融機関から融資を受けにくかったり、 売却しにくかったりという不利は避けられない。省エネ仕様に改修する場合、工事費は新築時の追加コストより膨らむが、 今なら所得税や固定資産税の減免措置もある。「これから家を買う人は、まだ住宅市場に残っている基準不合格の物件をつかまされることがないよう注意してほしい」と呼びかける。

中古で購入した家を20 年ほど前に建て替えましたが、 その折に窓など開放部は全て樹脂サッシで二重にしました。壁の断熱材はよく分かりませんが、冬は割合暖かい方だと思います。夏2階は蒸し風呂状態なので、屋根の断熱性能が足りてないみたい。星は幾つ貰えるかな‥(-_-;)

前回の携帯やパソコンと同じように極近い将来のことだ‥(@_@;)




最新の画像もっと見る