カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

大阪市中央公会堂

2014年04月06日 | 写真
大阪市中央公会堂(旧中之島公会堂)は1911年(明治44年)、株式仲買人の岩本栄之助が公会堂建設費として、当時の100万円を寄付したことで、1911年8月に財団法人公会堂建設事務所が設立され建設計画が始まった。北浜の風雲児と呼ばれた相場師・岩本栄之助は渋沢栄一が団長となった1909年(明治42年)の渡米実業団に参加し、アメリカ大都市の公共施設の立派さや、富豪たちによる慈善事業・寄付の習慣に強い印象を受けた。彼は父の遺産と私財をあわせた100万円を公共施設建設に寄付することを決め、蔵屋敷の廃止後衰退し再生を模索していた中之島に公会堂を建設することにした。設計は懸賞付き建築設計競技により、岡田信一郎案が一位となり岡田の原案に基づいて、辰野金吾・片岡安が実施設計を行った。1913年(大正2年)6月着工、1918年(大正7年)11月17日オープン。しかし、岩本栄之助は第一次大戦による相場の変動で大きな損失を出し、公会堂の完成を見ないまま1916年(大正5年)自殺した。
日本有数の公会堂建築で外観・内装ともに意匠の完成度が高く、日本の近代建築史上重要なものとして2002年(平成14年)12月国の重要文化財に指定されている。老朽化が進んだため1999年(平成11年)3月~2002年(平成14年)9月末まで保存・再生工事が行われ、同年11月にリニューアルオープンし、耐震補強・免震レトロフイットやバリアフリー化がなされ、ライトアップもされるようになった。
(フリー百科事典ウィキペディアより)
外観は中之島公園に行けば何時も眺めていたが、殆ど知らなかったその歴史を知り、改めて内外を見学する機会がありました。













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