壁屋の十勝情報

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建築現場 コンクリート打設編

2006-04-05 20:27:52 | 住宅知識・仕事
 今日の天気 ~ しかし、朝晩は寒い・・・ 早く暖かくならないかな~

 4月ともなると、さすがの北海道でも、建築現場か開始される。
 一気に始まるから、結構辛い・・・
 まあ、冬の間、休んだからしょうがないけど・・・


 以前、紹介した、【建築現場】の続編で、コンクリートの打設編を紹介。。


 RC(鉄筋コンクリート)造の建物において、このコンクリート打設というのは、イベントみたいなもので、規模の大きな建物の場合、「コンクリ祭り」とも呼ばれます。

 簡単に書けば、型枠にコンクリートを流し込む作業なのですが、コンクリートを流し込んだものは、後は固まってしまうので、躯体(くたい)作業では、最終段階のようなものです。


<某建築現場 1F躯体コンクリート打設工事>

 生コン車(アジテータ車)から、打設車(ポンプ車)に生コンを投入し、打設車のホース先から、躯体に生コンを敷設します。
 この作業を続けていき、床までコンクリートを敷きます。


<某建築現場 1F躯体コンクリート打設工事>

 この様に作業を続け、躯体コンクリート作業を完了します。
 躯体の精度を上げるため、型枠大工さんも打設時には常駐し、コンクリートの圧力に対して、型枠が狂いを生じないように監視しています。

 かなり、簡単に書きました。そうです、簡単な作業なのですが、ここで失敗すると全部がパーになってしまう可能性が高いので、躯体工事に関係する業種は全員集合です。
 神経も使う・・・ 疲れます・・・


 さてさて、耐震強度偽装問題で問題となった、コンクリートですが、実際には、以下の様なコンクリートが正解だと思います。


 躯体を打設するため、柔めのコンクリートで、スランプ18です。(専門的でゴメン
 この様なコンクリートであれば、問題ないと思います。


 堅苦しい話でした。。 明日は明るい話にしま~~す


 疲れている・・・