昨日は、
北海道日本ハムファイターズの勝利に酔いしれて、、、呑んではいけないのに・・・
多分、北海道地方以外の方々には、見られていないシーンだと思うのですが、試合終了後、勝利に酔っているファイターズナインとは別に、対戦相手であった、
千葉ロッテマリーンズのナインが、はるばる千葉から来られたファンの方々に挨拶に行った後、ファイターズナインとマリーンズナインが、お互いの健闘を称えあって、抱擁するシーンがありました。
解説者たちは、一様に、『見たことがない』と語っていましたが、他のスポーツであれば、当然の行為だと思います。。。
が!
殆どの方が知っていることだと思います。
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦、『WBC世界フライ級チャンピオン内藤大助
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亀田大毅』において、世界タイトル戦とは思えない試合が行われ、亀田選手は大顰蹙をかってしまいました。
話を少し変えますけど、『日本人』というのは、世界的に見ても、『礼儀正しい』人種だと言われていました。
昨今、それ自体が、死に体になっているような感じがするのは、私メだけなのでしょうか???
スポーツ逸話の一つですけど、昔、テニスの試合中に、相手選手が転んでしまって、対戦相手は、ただ、打ち返せばポイントとなる場面。
当然、、、と全ての人が思ったのですが、返球は、転んだ相手のところに、ゆるい球を返した選手がいます。
その選手とは、『清水善造』氏です。
大正時代のテニスプレーヤーで、この話は、全米選手権、決勝戦での話です。。
現代人にとっては、『バカじゃないの』という人もいるかもしれませんけど、この話は、フェアプレーのお手本として、世界中の方々が知っていると聞いています。
では、、、昨今の日本人はどうなのでしょうか・・・・
『耐震偽装問題』、『食の問題』、、、『スポーツのゴタゴタ』。。。。
性に関する犯罪も多く、大人が子供を、、、子供が大人を。。。。
『格差』というのが横行して、強いものは、より強く。弱いものは破棄されていく。。。そんな社会ではないのか・・・・・
『モラルハザード』とタイトルに書いたが、今回の投稿では、『倫理・道徳の欠如』の意味で書いています。
実際の意味は、違ったと思った(違うはず)ので、ここで書いておきます。。
全てのことが、公正公平とは思っていません。
資本主義社会においての、弱肉強食社会であることは間違っていませんし、違反や違法行為をしたものまで、社会に生存していることは、間違いだと考えます。
ただし、『情け』を忘れた社会というのは、如何なものか・・・・と思うのです。
またまた、、話がずれますが・・・
『将棋』というボードゲームを知っているでしょうか??
日本古来からある、世界で最も難しいボードゲームです。
チェス、シャンチー(中国将棋)と、日本の将棋は、親戚関係にあると思いますが、難度が違っていて、難しさでは、日本の将棋は、群を抜いて難しいのです。
なぜ、難しいのか。。。
それは、他の将棋は、取った駒は、除外となるのに、日本の将棋は、取った駒は、自分の手駒となるため、相手駒を取れば取るほど、自分の手がよくなる。。逆なことも起きる。。。ということで、現在のコンピューターソフトでさえ、プロ4段程度までのソフトが限界とされています。
なぜ、将棋の話を出したかというと、この将棋というゲームは、日本人の歴史と密接な関係があると、思うからです。
日本において、最も動乱の時代だったといえば、当然、『戦国時代』だと思うのですけど、その戦国時代においても、考え方として、『敵の頭領(国主)を討てば良い』と考えられていました。
織田信長が、『桶狭間の戦い』で、『今川義元』にだけ向って襲ったのを知っている人は多いと思います。
逆に、『本能寺の変』では、明智秀満が、『敵は本能寺にあり』と、『織田信長』のみを狙ったとの話も良く知っていると思います。
元来、日本では、敵に優秀な家臣がいれば、敵を滅ぼしても、その優秀な家臣は存続させ、自らの家臣に取り立てることが多々ありました。
この風習が、現在まで続いている、『将棋』には、取り入られています。
中国などでは、敵国は、全て全滅させる。というのが当然だったのと比べると、『情け』や『敬う』気持ちが多いのが日本人だと考えます。。。
いつの時代からなのかは、よく分からないのですけど、この様な、相手に対する『尊敬』や『情』、そして、『思いやり』の気持ちが失われて来ているのは、、、かなり寂しい気持ちがします。。
最初の話に戻しますが。
『亀田大毅』選手は、WBCフライ級15位。。。。
この順位で、世界タイトル戦??? と思っていましたが、現実として、試合内容はお粗末で、世界戦とは思えないほどでした。
私メは、『亀田大毅』という選手には何も落ち度はないと思っていて、、、実力もないのに、世界戦を闘わされて、大きなことを言わざるおえない状況にあった、、、いや、言うように育てられた被害者だと思っています。
今回ことは、批判をするのであれば、対象者は、親である、『亀田史郎』氏であり、それを煽ってきた、
TBSであると思います。
沈痛(?)な表情で謝罪会見をしていたのを見ましたが、本当に謝罪の気持ちがあるのか分からない会見で、暴力団との噂も絶えない人なので、凄めば相手がびびると思っているからでしょう、時代錯誤の方だと感じました。
『親』という、最も人間にとって重要な人間が、『相手を倒してナンボ』の考え方では、子供は、中々、大成しません。ましてや、煽るだけ煽って、ポイ捨てするような、
TBSが後ろに付けば、余計だと思います。
ボクシングや大相撲。
神聖なスポーツだと思います。
日本人が本来持っている気持ちを、是非とも、この機会に戻してもらいたいし、社会全体で考えてもらいたい。。
久々に、長々と書いたので、、、支離滅裂ですが、今回は、色々と問題提起したつもりです。。。
是非とも考えて欲しいと思います。