ニュース番組などでよく見かける「今回の増税、年収500万円の世帯では1人○円の負担増です」といった表現。年収の例が500万円なのはどうしてだろうと思った方もいらっしゃるのではないのでしょうか。教えて!gooにも「日本人の平均年収500-600万円って本当ですか?」という質問が。
「日本人の平均年収500-600万円って本当ですか?みなさんそんなに貰ってるの?」という質問者のnazeka2016さん。他人の収入とはいえ、平均がいくらなのかは気になります。回答を見てみましょう。
■日本人の平均年収は?
国税庁の平成24年度の民間給与実態統計調査によると、1人当たりの平均給与は408万円。ですが、男女別みると、男性502万円、女性268万円。男性だけをみれば年収500万円というのも当てはまる部分があります。
「高卒で今の会社に就職して25年の正社員ですが年収は丁度、その範囲内ですね」(Toshi_mk2さん)
「500万円というのは上場企業の平均年収の最低レベルの金額ですよ」(habataki6さん)
一方で、一部のお金持ちによって平均値が上がっているという意見も。
「大多数の人が年収300万円でも、一握りの人達が3000万円稼げば平均年収はそのように出ます」(gouzigさん)
「これは年収であって給料じゃないです。土地なんかいっぱいあり、不動産などで毎月定期的にお金が入って来る方もいます」(rikukoro2さん)
「家賃8万円、12軒のちっぽけなアパートでも、年収は1000万円超です。そう考えると、アパート街のおばちゃんオーナーたちが、憎々しく思っちゃいますよね」(kuma8roさん)
「公務員、特殊法人職員などは600-800万ぐらいで、民間企業は400-500万ぐらいのところに平均所得があるようです」(Mokuzo100nennさん)
また、平均値という数値のとらえ方自体に問題があるという意見も。
「平均であって中央値でも最頻値でもないですよ。年収の平均ってそれほど情報としての価値はないですね」(ok-kanetoさん)
「最頻値(多くの人の年収)や中央値(順位で真ん中の人の年収)をみると平均よりかなり小さくなりますよ」(rinkunさん)
では、最頻値や中央値の数値はいくらになるんでしょうか。
「厚生労働省の平成22年度国民生活基礎調査によると、世帯別所得は、最頻値:200万円~300万円、中央値:438万円、平均値:550万円(中略)…このデータは高齢者世帯や母子世帯等を含むので、勤労者世帯だけなら500万円-600万円であっても不思議ではない」(blackhill224さん)
一方、別の統計では、平均年収はもっと低くなります。
「この統計(2010年度、国税庁の民間給与実態統計調査)によると、平均は412万円。給与所得者の4552万人中2667万人は、400万円以下。
つまり、58.6%、約6割は、平均以下の400万円以下ということ。一方、資本金10億円以上の大企業では、400万円以下は35%で、半数以上が400万円以上ということになる」(rokutaro36さん)
統計によって全然違う日本人の平均年収。やはり、数字に一喜一憂せず仕事をしていきたいですね。
古田ラジオ(Furuta Radio)
「日本人の平均年収500-600万円って本当ですか?みなさんそんなに貰ってるの?」という質問者のnazeka2016さん。他人の収入とはいえ、平均がいくらなのかは気になります。回答を見てみましょう。
■日本人の平均年収は?
国税庁の平成24年度の民間給与実態統計調査によると、1人当たりの平均給与は408万円。ですが、男女別みると、男性502万円、女性268万円。男性だけをみれば年収500万円というのも当てはまる部分があります。
「高卒で今の会社に就職して25年の正社員ですが年収は丁度、その範囲内ですね」(Toshi_mk2さん)
「500万円というのは上場企業の平均年収の最低レベルの金額ですよ」(habataki6さん)
一方で、一部のお金持ちによって平均値が上がっているという意見も。
「大多数の人が年収300万円でも、一握りの人達が3000万円稼げば平均年収はそのように出ます」(gouzigさん)
「これは年収であって給料じゃないです。土地なんかいっぱいあり、不動産などで毎月定期的にお金が入って来る方もいます」(rikukoro2さん)
「家賃8万円、12軒のちっぽけなアパートでも、年収は1000万円超です。そう考えると、アパート街のおばちゃんオーナーたちが、憎々しく思っちゃいますよね」(kuma8roさん)
「公務員、特殊法人職員などは600-800万ぐらいで、民間企業は400-500万ぐらいのところに平均所得があるようです」(Mokuzo100nennさん)
また、平均値という数値のとらえ方自体に問題があるという意見も。
「平均であって中央値でも最頻値でもないですよ。年収の平均ってそれほど情報としての価値はないですね」(ok-kanetoさん)
「最頻値(多くの人の年収)や中央値(順位で真ん中の人の年収)をみると平均よりかなり小さくなりますよ」(rinkunさん)
では、最頻値や中央値の数値はいくらになるんでしょうか。
「厚生労働省の平成22年度国民生活基礎調査によると、世帯別所得は、最頻値:200万円~300万円、中央値:438万円、平均値:550万円(中略)…このデータは高齢者世帯や母子世帯等を含むので、勤労者世帯だけなら500万円-600万円であっても不思議ではない」(blackhill224さん)
一方、別の統計では、平均年収はもっと低くなります。
「この統計(2010年度、国税庁の民間給与実態統計調査)によると、平均は412万円。給与所得者の4552万人中2667万人は、400万円以下。
つまり、58.6%、約6割は、平均以下の400万円以下ということ。一方、資本金10億円以上の大企業では、400万円以下は35%で、半数以上が400万円以上ということになる」(rokutaro36さん)
統計によって全然違う日本人の平均年収。やはり、数字に一喜一憂せず仕事をしていきたいですね。
古田ラジオ(Furuta Radio)