英紙「フィナンシャル・タイムズ」の報道によると、世界保健機関(WHO)が発表したデータでは、西アフリカでエボラ出血熱の流行で約826人が死亡し、死者数は前回の疫病の2倍に相当しているという。
7月28日-7月30日の3日間で50人が死亡し、疫病の状況はコントロールが不能である兆しが見え、ギニア、リベリア、シエラレオネで感染のスピードがコントロールのスピードを上回った。
最新の死者データを発表する前に、西アフリカの3カ国は農村部へ軍隊を動員させ、隔離させるなど様々な措置を取った。3カ国は声明で、新たな対策は感染例の70%を占めている国境地帯で隔離措置を取るとしていた。
エボラ出血熱は潜伏期が2-21日、治療法やワクチンはなく、死亡率は50%-90%に上り、嘔吐、下痢、内出血、外出血などの病症が出る。
WHOのマーガレット・チャン事務局長によると、状況が更に悪化すれば、大災難になり、社会や経済を大きく損ない、他の国に蔓延する可能性がある。現在は、もはや感染のスピードが我々のコントロールのスピードを越えてしまっている状態だという。
(翻訳 王秋)
7月28日-7月30日の3日間で50人が死亡し、疫病の状況はコントロールが不能である兆しが見え、ギニア、リベリア、シエラレオネで感染のスピードがコントロールのスピードを上回った。
最新の死者データを発表する前に、西アフリカの3カ国は農村部へ軍隊を動員させ、隔離させるなど様々な措置を取った。3カ国は声明で、新たな対策は感染例の70%を占めている国境地帯で隔離措置を取るとしていた。
エボラ出血熱は潜伏期が2-21日、治療法やワクチンはなく、死亡率は50%-90%に上り、嘔吐、下痢、内出血、外出血などの病症が出る。
WHOのマーガレット・チャン事務局長によると、状況が更に悪化すれば、大災難になり、社会や経済を大きく損ない、他の国に蔓延する可能性がある。現在は、もはや感染のスピードが我々のコントロールのスピードを越えてしまっている状態だという。
(翻訳 王秋)